プライベートでもおとりよせ!
――おとりよせをテーマにした本作。撮影中、おいしいものをたっぷり召し上がったそうで?
向 本当にどれもおいしかった。全12話ですが、12品以上出てきますしね。
北 全部おいしかった。せんべい汁もよかったですね~。初めて食べるものが半分以上あったかな? だから、フレッシュな芝居ができました。
向 僕はコーヒーが好きなので、特にコピ・ルアク。ジャコウネコのフンから取ったコーヒー豆を焙煎したものなんですが、“世界でいちばん高価”といわれていて。
北 あれはすごかった。実際、飲んでみるとパンチが効きすぎてびっくりするくらい。
向 コピ・ルアクがすごくおいしかったので、実際に初めておとりよせをしてみました。
北 おとりよせ、僕もやってますね。三重県桑名産の養殖ハマグリとか。知り合いがやってるんですけど今回、撮影中に向井くんの誕生日があったので、それをプレゼントしました!!
――最後に、読者に向けたメッセージを。
北 テレビ東京でいろんな食事を扱ったドラマはありますが、そういった要素だけではなく、われわれの丁々発止のお芝居も本当に見どころ満載でございます。どのジャンルにもとらわれないドラマになったんじゃないかな?
向 原作漫画自体は少し前に描かれたものなんですが、コロナの時代にマッチしているのかなとも思います。家にいながらにしていろんなところの料理が食べられる、という。これをつまみに飲むもよし、単純におとりよせを楽しむもよし。いろんな楽しみ方ができると思います
これがあるから頑張れる!
榎村遥華(向井理)&中田みるく(北村有起哉)にとってのモチベーションである“おとりよせ”。ということで、これがあるから頑張れるというものを尋ねると、ふたりそろって「お酒」と。
向「ひとつしかありません、夜の晩酌ですね。撮影が終わる20分くらい前から、もう考えています。明日の入りは何時だから就寝は何時、ゆえに何時まで飲める、という逆算を」
北「偉いっ!! 酒に飲まれてない」
向「そして、なぜか“もうこれが最後だから”って独り言を言うんですよ。誰も聞いてないのに、自分に言い聞かせて(笑)」
北「あはははは。たまにはいいよ、そういう日も。俺だって“ダメだ”と思いながらも、ウイスキーのロック、最後にやっちゃうからね」
『先生のおとりよせ』 毎週金曜深夜0時52分~(テレビ東京ほか)放送中
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