ガンが見つかる機械の開発も

 世界的にもコロナに対して使用しないことを呼びかけるような薬を自身のホームページやSNSで推奨し続けているASKA

SNSだけでなく、ファンクラブ会員に対しては強く推奨するメールを発信しています」(ASKAのファン)

 現状は危険と言わざるを得ない薬を推奨するASKAに対しては、それを注意する医師も出てきている。

ASKAさん自身がツイートしているように、ツアーメンバーは全員イベルメクチンを摂取していたようです。“主役”がツアーのためと勧めるものを断ることができたスタッフはいなかったでしょう。このような一連のイベルメクチン礼賛に対し、SNS上でASKAさんに注意した医師がいたのですが、ASKAさんはその医師に対し、“イメージを傷つけられた”と法的措置を検討しているそうです。ツアー終了後に動くとか……。

2014年7月、覚せい剤取締法違反などの容疑で逮捕されていたASKAが釈放された瞬間
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 さらにはオゾン水生成機器だけに飽き足らず、“AIがスキャンをすることによって一発で体内にあるガンが見つかる”機械を開発し、現在、認可団体に承認を求めているようです。ただ、一時期イベルメクチンの使用と同様にSNS上で推しまくっていた自身の『オゾン水生成機器』は一向に発売されていないのですが……。怪しい医療系の人間に騙されているのではないかという声もあります」(芸能プロ関係者)

 ASKAの所属事務所に、“AIがスキャンをすることによって一発で体内にあるガンが見つかる”機械の開発について、ASKAが開発に携わったというオゾン水生成機器のメーカーには発売時期について、それぞれ問い合わせたが期日までに返答はなかった。

「ちなみにオゾンやオゾン水を作ることのできる機械はすでに存在しています。国民生活センターには、“利用したら気分が悪くなった”などの相談が寄せられています」(医療系ライター)

 国民生活センターは、調査によって次のようなアドバイスを消費者へ送っている。

《使用方法によっては危険なオゾン濃度となるものがあり、また、オゾン発生量等の表示を見ても専門知識のない消費者が安全に使用することは難しいと考えられた。このような現状のもとでは、購入等は避けた方がよい》

 ファンがASKAの口から聞きたいのは、彼の美しい歌声のはず。決して危険性が叫ばれている薬や怪しい医療機器の話ではないだろう。