朝活といえば聞こえはいいが、意識高い朝活ばかりではない。意識低い系の代表といえるのが芸人、ヒコロヒーだ。テレビ番組『有吉クイズ』で公開された彼女の朝習慣はまさに最悪だった。
ヤニ一色の朝…
12時25分に出発予定のヒコロヒーの部屋で目覚ましのアラームが最初に鳴ったのは11時20分。それでは起きられず2度目に鳴ったアラームでようやく目を覚ます。
ベッドを出てキッチンから加熱式タバコを持ってベッドに戻り、一服。20分間の喫煙を楽しむと、名残惜しそうに洗顔とトイレに立った。
「彼女の喫煙は、お行儀が……。お笑いコンビ『太陽の小町』つるとマンションで同居しているのですが、ヒコロヒーが喫煙するので、広いベランダのある部屋に住んでいるそうです。その6階の自室ベランダの柵に深夜、腰かけて喫煙していたところを、飛び降り自殺と間違えて警察が来る騒ぎになったそうです。通報者は近所の人。そりゃそうなりますよね」(芸能記者)
この話はテレビ番組でつるも明かしていた。
そんなヒコロヒーの朝はヤニ一色。洗顔とトイレの後、キッチンの換気扇の下で紙巻きタバコを2本。その後、ラジオを聴きつつ加熱式タバコでまた一服。もちろんスッピンで、洋服も着替えていない。出発まで13分を切った段階でようやく身支度を整えた。出がけに紙パック入りのカフェオレと肝臓系ドリンク2本を一気飲みする姿は、まるで二日酔いの中年サラリーマンの朝のようではないか。
「ヒコロヒーさんのような目覚めの一服は健康リスク上、最悪です。起床後30分以内の喫煙は、それ以降に吸う人よりも発がん物質の血中濃度が高く、肺がんや口腔がんの発症リスクも上がる。朝イチのタバコが欠かせないという人は、ニコチン依存症である可能性が高いですね」(医師)
やさぐれ女芸人のキャラには合った朝習慣だが、健康上では見直しが必要そうだ。