「ファンに追いかけられて限界」の重み
このように、毒のある言葉を目にしやすい状況でありながらも、彼らはカメラの前では笑顔であり続けた。
「立川志らくさんがTBS系の『ひるおび!』で大倉くんのことを“気軽なやつだと思ってた”と言っていました。しかし、明るく見せるのがアイドル稼業なので、そう見えるように頑張っているだけ。
'18年11月に大倉くんは有料ブログ内で“ファンに追いかけられて限界”と書いてましたが、そういったつらさはテレビで見せるものではないという共通の矜持が、彼らの中にあるのだと思います」
“ジャニーズ”としての矜持はそれだけではない。
「大倉くんはデビュー18周年のスタジアムライブがあり、そこに万全の状態で挑むために休むと発表していました。活動休止期間で調子を整えていくと思いますが、やはりファンと直接会える周年ライブを非常に大事にしているということが伝わってきました」
八乙女もデビュー15周年の日での復帰を目指しており、それもファンを思ってのことだろう。また、メンバーとも思い合っていて……。
「ほかのメンバーが活動しているおかげで、戻れる場所があるというのは強みですよね。残されたメンバーたちも“居場所を守る”といった発言を積極的にしているように感じます」
休養はつらいばかりではなく、ファンへの“まだまだ終わらないから”というメッセージなのかも!