影響が免れないテレビ番組と出演映画

GACKTサイドはその都度、コメントを出したり出さなかったりしていましたが、いずれにしても逮捕に至ることはなく、本人も普通に芸能活動を継続してきました。しかし、さすがに不穏な報道が多すぎるため、ネット上では“GACKT=胡散臭い”というイメージが浸透。そこへ昨年の不倫報道ですから、彼の活動再開を素直に歓迎できないネットユーザーも少なくないのです」(同・前)

 昨今は特に、芸能人の不倫はバッシングを浴びやすく、GACKTに対しても、

「体調のことは心配だったけど、不倫問題を有耶無耶にしたまま復帰するのは違うと思う」「不倫疑惑についてしっかり説明してくれなければ、応援しづらい」

「このまましれっと活動再開したら、スキャンダルの対応から逃げたように感じてしまう」「不倫も許せないし、過去の犯罪疑惑も気になる。再出発のタイミングで、今までの“黒いウワサ”についてちゃんと説明してほしい」

 といった厳しい声が噴出している。

「とはいえ、GACKTがやはり自身の不倫疑惑には触れずに復帰する可能性も大いにあります。そうなると困るのは、彼を番組や作品に起用していた関係者側です。まず、GACKTはテレビ朝日系の正月特番『芸能人格付けチェック!』の常連だったので、本来なら、活動再開後にまた参戦するのが自然な流れ。

 しかし、本人が疑惑をスルーしたままなら、そんなタレントを起用する局サイドに批判が及ぶでしょう。GACKTが何らかの説明を公にしてくれたら、テレ朝としても起用の可否を判断しやすいと思いますが、ノーコメントだった場合の対応が一番難しいでしょうね」(スポーツ紙記者)

 さらに、昨年8月にはGACKTと二階堂ふみとのダブル主演映画『翔んで埼玉』の続編の制作が発表され、撮影も始まっていた。その後、GACKTが活動を休止することとなったため、撮影も中断していたが……。

「同映画はすでに情報解禁してしまっているので、今さら“ナシ”にはしづらい状況。今後、撮影再開して映画を公開させるなら、本人の口から疑惑の真相について説明してもらったほうが、作品への逆風は軽減できるかもしれません。しかし、これまで基本的に問題をスルーしてきたGACKTなので、わざわざ昨年のスキャンダルを蒸し返すようなことはしないのでは」(同・前)

 GACKTの病状が順調に回復することを願いつつ、復帰後は、関係者やファンを安心させてくれるような対応に期待したいものだ。