中学受験の勉強は“小6の夏”から

 勉強熱心だけでなく、礼儀も正しかったと評判は高い。その根底にあったのは、母からの教えのようで、

「芦田さんが7歳のころに情報番組で教育方針を特集したことがあったのですが、そのときに紹介されたのが、当時お母様が彼女に徹底して教え込んでいた、“7つの言葉”。『おはよう』『さようなら』『ありがとう』『ごめんなさい』『わかりません』『お願いします』『知りません』──この7つをしっかり言えるような子になってほしいとの願いがあったといいます。

 ほかにも、『子どもの「なんで?」に徹底して付き合う』『子どもの興味あることにとことん本気で向き合い応援する』といった姿勢を崩さないこともモットーだったそう。芦田さんの知的で謙虚な一面はお母様の教育の賜物だと思います」(同・情報番組ディレクター)

 名門私立中を受験、無事合格したことで今に至るが、本格的に勉強を開始したのは小学6年生の夏ごろだったという。短期間の勉強で超難関校に受かったのだから驚きだ。それまでも地元の学習塾に籍を置いていたが、連ドラなどの仕事に追われ、満足に通うことができなかった。

それまでの仕事をセーブし、塾の夏期講習でみっちり基礎から叩き込んだそうです。そのころは1日に12時間も勉強に費やしていたとか。すごい集中力ですよ。お母様からよく『時間を有効活用するように』と言われていたといいますが、ここまで集中力を切らさずに頑張れる小学生はなかなかいないですよね

 今年5月に、高校生を対象に行われた『高校生の将来就きたい職業に関するトレンド調査』という調査(アイ・エヌ・ジー調べ)で、『同世代で憧れる人』ランキングで1位を獲得している。

かつてインタビューで“病理医”に興味があると明かしてから、さまざまなメディアでその発言が取り上げられています。今後医学部に進学するとなると、実習なども多いことから、さらに学業中心になるのではないか、ということが懸念されています。ですが、所属事務所は芦田さん本人の決断を尊重する方針のようです」(芸能プロ関係者)

 我々は“二刀流”を期待してしまうけれど──。全世代が彼女のこれからに注目している。