今回のターゲット:多部未華子・吉高由里子 「芸能人のパッチリ二重は時代遅れなのか? 二重のトレンドを調査」
回答者:美容整形外科『銀座高須クリニック』 平野正之医師
イム子:美人というと目力、目力といえば幅広のパッチリ二重というイメージがありますが、多部さんと吉高さんは一重にも見える奥二重のお目元です。そんな彼女たちの昔と今を見比べ、目元はどのように変化したのか教えてください!
平野先生:年齢を重ねたせいか、まぶたが変化してますね。吉高さんはまぶたが少しだけたるんだかな? 多部さんは逆にまぶたが痩せたように見え、そのせいか二重のラインが以前より目立っています。
幅広は時代遅れ? 二重幅のトレンドは
イム子:やはりまぶたは年齢を重なると変化するんですね。ところで二人は一見、一重に見えますが、二重なのでしょうか?
平野先生:十代の頃のお写真では、お二人とも奥二重に見えます。日本人は系統的に一重が多いんです。
イム子:やはり奥二重なんですね。しかし、多部さんと吉高さんは「パッチリ二重じゃない」美人です。でも雰囲気がとても美しく、可愛いです。そのポイントはどこにあるのでしょうか?
平野先生:美を作るのは目じゃないですからね。目以外の鼻・口・輪郭などパーツの位置や大きさのバランスが非常に良く、特に吉高さんは鼻の下から上唇までと、下唇から顎先までの長さ比が1:2と非常にいいバランス。この“バランス感”がお二人の魅力だと思います。
イム子:なるほど。確かに配置が抜群ですね。とはいえ「二重」への憧れは今も強いと思いますが、美容整形界での人気はいかがでしょうか?
平野先生:確かに昔も今も二重施術は大人気です。中学生や男性のお客様も増えていて、世間の二重志向は強いと思います。
イム子:でも、一時期流行した「幅広のクッキリ二重」はそこまでもてはやされなくなった気が。今はどのような目元が人気でしょうか?
平野先生:メイクもファッションもですが、今はナチュラルな二重が人気です。そもそも、流行とはいえ、流行を追い求めすぎ整形はNG。幅広の二重幅を狭くする修正は、なかなか大変になるので、しっかりカウンセリングしてからの施術を勧めたいです。