いったいどういうことか。
「まず、加藤コーチの練習は厳しいですから、体力的にも時間的にも遊ぶ余裕はありません。そして、瀬戸選手のお父さんは東海大のOBなので、その母校に泥を塗るようなことはできません」
瀬戸選手が感じる“無言の圧”
さらに、最も大きい理由は別にある。
「実質的に、馬淵選手のお父さんにも監視されていますからね(笑)。馬淵選手の父・崇英さんは、飛び込みのコーチをしていて、今回の世界水泳にも帯同しています。瀬戸選手が師事する加藤コーチと崇英さんは、互いにコーチ歴が長く、日本代表の指導経験もあり、馬淵さんが生まれる前からの親友。ですから、瀬戸選手は“無言の圧”を感じることもあるでしょう」
息が詰まるような日々にも“甘い誘惑”はあるようで。
「チーズケーキとコーヒーが、瀬戸選手の唯一の癒しになっています。たまの息抜きとして“おいしい、おいしい”と口にしているそうですよ」(瀬戸の知人)
この生活なら、パリ五輪の金メダルにも手が届く!?