この“夏キャンプ”をきっかけに、カップルが成立するケースが多いといい、

「学内では昔から『蓼科マジック』と呼ばれています。筑附は学内のカップルが多いのも特徴。僕の代でも結婚したカップルは何組もいます」

悠仁さまの“恋模様”にヤキモキ

 同じ経験をされる悠仁さまにも、いずれ“大切な存在”ができるかもしれないーー。

「秋篠宮さまは、かねて“学生時代に相手を見つけないと結婚は難しい”というお考えです。皇族というお立場で自由に恋愛をするハードルの高さは、悠仁さまも十分理解されていると思います」(前出・秋篠宮家関係者)

 女性の生き方やジェンダー問題に詳しいジャーナリストの浜田敬子さんは、民間から皇室へ“入る”プレッシャーについてこう解説する。

「伝統的なしきたりに倣うだけでも相当な努力が必要です。それだけでなく、国民の目に晒され続けるストレスは計り知れません。今の時代は、メディアだけでなく、SNS上で誰もが自由に意見を発信できるため、いっそう苦しい環境ともいえるでしょう」

 これまでも女性皇族が批判を浴びることは少なくなかった。

ブータンでは父子でおそろいのチェックシャツをお召しに('19年8月)
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「日本にある根深い性別役割分業の考え方は、時代とともに変化してきましたが、皇室に対しては昭和の価値観のままで見てしまう人が多いと思います。よき妻や母としての役割を求める国民の過度な期待があるのではないでしょうか」(浜田さん)

 悠仁さまのお妃選びにそびえ立つ壁は高く、秋篠宮さまのご見解のとおり、早いうちから準備が必要になりそうだ。

紀子さまは、眞子さんと小室圭さんの結婚問題を受けて、ナーバスになっておられると聞きます。悠仁さまの“恋模様”に敏感になってしまうのも無理はありません。新たな世界に1人で飛び込み、多くの出会いを経験する悠仁さまを頼もしく感じつつも、“手放しにはできない”というヤキモキした感情を抱かれているのではないでしょうか……」(前出・宮内庁関係者)

 この夏、紀子さまの胸騒ぎは収まりそうにない─。


浜田敬子 ジャーナリスト。前『Business Insider Japan』統括編集長。『AERA』元編集長。『羽鳥慎一モーニングショー』や『サンデーモーニング』のコメンテーターや、ダイバーシティについての講演なども行う。著書に『働く女子と罪悪感』(集英社)