「消防士の活動服、(取材で)久々に着ることができてうれしいです。中に着ているTシャツは撮影のときにいただいて、家で愛用しています!!」
映画『モエカレはオレンジ色』で、女子高校生の萌衣(生見愛瑠)が恋する消防士・蛯原(岩本照/Snow Man)の同僚で、後輩の児嶋元気を演じている美 少年(ジャニーズJr.)の浮所飛貴。名前のとおり、いつも明るく元気なムードメーカーという役柄は、これまで演じてきたキャラクターの中でいちばん自身に近かったからこそ、演じるのが難しかったと語る。
「差をつけるために、いつもの浮所飛貴より2~3段ギアを上げて、つねに元気に、弾けた感じで演じるようにしました。消防士の活動服を着ると自然とテンションが上がるんです。今日も、ゆうにい(古川雄大)とジンジン(鈴木仁)に投げキスを3回くらいしてきました(笑)」
鍛え上げてスペシャルボディに!
消防士について調べ、消防署での訓練にも参加。ジムにも通い、身体を鍛え上げた。
「自分としては、かなりのスペシャルボディになったので、みんなに見てほしくて脱ぎたかったのですが、元気くんは成長途中の未熟な消防士という設定だったので。筋トレするシーンで、腕の筋肉が少しでも見えるようにTシャツの袖をまくるくらいしかできませんでした」
事務所の先輩である主演の岩本と、がっつりお芝居で共演するのは今作が初めて。
「クールな印象があって、もしかしたら怖い方なのかなと思っていたんです。でも、初日からめちゃくちゃ優しくて、ずっと笑顔。連絡先も照くんから教えてくださって。よくメッセージをいただくのですが、意外にも絵文字が多いんです。ギャップ萌えですよね。
今回の照くんや、櫻井(翔)くん、松本(潤)くんとか、理想とする先輩がたくさんいます。いつも愛を持って接してくださって、一歩踏み込んだ具体的なアドバイスをくださる。自分もそういう先輩になれたらいいなと思います」
“モエカノ”の条件は?
あざとい人が好きってわけじゃないけど、“萌え”という言葉を聞くと、“萌え袖”が浮かびます。かわいいなって思いますね。あと、エモい音楽を聴く女性。残念ながら、美 少年のオリジナル曲にはまだピッタリなエモい曲がないんですよ。これからです。
あとは、ふだん、クールにブラックコーヒーを飲んでいる人が、たまにカフェラテとかミルクコーヒーを飲んでいるみたいなギャップに萌えます。
映画『モエカレはオレンジ色』全国公開中
配給:松竹