Travis Japan
《下積みをしっかりしてるイメージがあるTravis Japanは頑張って欲しい。彼等は謙虚で努力していると思う。》

7 MEN 侍
《個人的に7 MEN 侍だと思います!音大生の矢花くん、スケボーができる嶺亜くん、SASUKEに出れる実力を持っている琳寧くん、7MENの頭脳の克樹くん、演技がうまくて面白い今野くん、ダンスもお笑いもできる大光くん、この6人がいるのでデビューに期待しても良いと思います‼︎》

 全般的に言えるのは、ビジュアルに対する言及は少なめで、「歌」「ダンス」「MC力」「お笑いセンス」「個々の特技」など芸能人として生きていく上でのスキルを褒め称え、それを持って「デビューしてほしい」根拠としているということ。

『ジャニーズは努力が9割』(霜田明寛氏著)という新書本もかつて出版されたが、ファンがメンバーそれぞれのスキルの向上を重視し、その努力を応援している“いい関係”が伺える。

 また、嵐を国民的グループに押し上げた要素の一つとされる「メンバー同士の仲の良さ」も変わらず意識されているようだ。

 そして、グループというよりは、中村嶺亜(7 MEN 侍)、正門良規(Aぇ! group)という個人名を挙げる人も多数いた。

 この2人は人気・実力を兼ね備えながら、なかなかデビューの機会に恵まれず、両名とも年齢も25歳とJr.の中では年長になってきたことからファンの方にも「報われてほしい」という思いが強いようだ。

いつかJr.の大量退所がありそうで怖い……

 一方でJr.をとりまく環境や事務所の運営方針に対する苦言も見られた。

《数年前から始まった、若いうちからユニット組むやり方がよくないと思います。まあ確かに経験を積んできてデビューできる見込みがあると思われる個人個人を選抜してユニット組むならわかります。ひとりひとりのスキルが評価された上で、選ばれしもののユニットを結成するという、かつてのやり方に戻ってほしいです。仲間がいれば怖くないみたいなやり方で堕落しています。》

《今のJrはグループを大量に作りすぎたと思う。その上Jrの人数増えすぎて処理しきれてない。だからこそのヲタク同士の争いも増える一方。今のJrを捌くか、ジャニーズブランドの価値が下がってでもタレントたちの思いを汲んでリスク負ってでも次々デビューさせるかしないと、遅咲きとかの話じゃなくなっちゃう気がする。》

 やはりファンにとって、慣れ親しんだJr.がデビューできずに事務所を去っていくことが一番怖いようで、「全員デビューしてほしい」や年長のJr.に対する心配の書き込みも多くあった。

《ジャニーさんは年齢とか歴関係なしにそのグループが1番輝けるタイミングでデビューさせてたよね。でも、これまでの傾向的に完璧な状態でデビューさせるのがタッキーのやり方。このままいくと20代後半のJrが増えて、いつか大量に退所していきそうで、それを考えただけで恐ろしい、、》

滝沢秀明副社長
滝沢秀明副社長
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 2018年に芸能活動から引退し、以後はJr.の育成とプロデュースという故・ジャニー喜多川さんのポジションを引き継いだタッキーこと滝沢秀明氏。2019年9月にはジャニーズ事務所副社長にも就任した。元トップアーティストから司令塔への転身という目立つ経歴ゆえ、ジャニーさんとの比較やJr.運営方針についてのファンの不満も何かと集まりがちだ。特定のJr.を“タキニ”(滝沢とオキニをもじった造語)などと呼び、「不当に優遇されている」というクレーム的な書き込みもある。

 長年にわたって男性アイドルのトップ集団として、“推し”の応援を文化にまで高めてきたジャニーズ事務所、そしてその育成セクションとしてのJr.。トップだからこそファンの視線も時に厳しく、それがJr.の成長にもつながっているのだろう。これからもキラキラ感と国民的に親しまれるアイドルを生み続けてほしいもの。