「監督から指示があっても“自分はこうやりたい”って、とにかく“我”が強くって自分の芝居を突き詰めるんです。

 それは今回だけでなく、以前に綾野さんが星野源さんとダブル主演したドラマ『MIU404』でも、いちいち撮影をストップしては“こういう演技はどうですか?”って監督と話し込んじゃって……。

 星野さんは延々と待たされるものだから、自分の演技ができなくて“もういいよ!”って、サジを投げてました (笑)」(同・TBS関係者)

 その綾野の“こだわり”が存分に発揮され、今回の『オールドルーキー』でも振り回されている人がいると続ける。

共演の芳根京子は振り回されている?

「主人公を演じる綾野さんとコンビを組む、同じ会社の先輩役である芳根京子さんが疲れ切っていますよ(笑)。すごく待たされて、何度も撮り直しをするので、たまにピリピリした空気を感じることも……。いい作品を作りたいという思いは、同じなんでしょうけど」

 こうした強い“こだわり”は座長としての意識が強いから。

「綾野さんの所属事務所は6月12日、ガーシーの暴露を念頭にして“法的な対応をする”といった声明をホームページに掲載しました。

 その前夜、綾野さんは今回の出演者を集めて“騒動になって申し訳ない”といった謝罪の言葉と“でも大丈夫だから”といった釈明をしたそうです。おかげで出演者たちは“騒音”を気にせず、いいドラマを作ろうと一致団結したと聞いていますよ」(芸能プロ関係者)

 わが道を突き進む綾野。無事、完走できるか。