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「いったい何が起きているのか、本人もよくわかっていなかったようです。当初は“俺は被害者だ”と主張していたそうですが、周囲から多額の金をかき集めていたのも彼なわけで……」
こうスポーツ紙記者が話すのは、巨額投資トラブルの渦中にいる、お笑いコンビ『TKO』の木本武宏だ。
「木本さんが持ちかけた投資話がトラブルになっていることが明るみになり、出演番組の打ち切りや降板が次々と発表されました。芸人仲間などから金を集めて、それを投資のパートナーに預けていたそう。しかし、そのパートナーと突如、連絡が取れなくなったのです。8年ぐらい前から金を集めていて、被害額は5億円では全然足りないという話も聞こえてきました」(同・スポーツ紙記者)
以前から投資に興味を持っていたという木本。今年4月に放送された『やりすぎ都市伝説』(テレビ東京系)では“歩くだけで稼げる”という仮想通貨アプリを紹介。AbemaTV『チャンスの時間』では千鳥のノブに投資指南をする場面もあった。
他社タレントを“狙って”勧誘か
「今回の投資話のメインは仮想通貨とFXだったようです。ただ、テレビなどで語っていながら木本さんはそれらについてまったく詳しくなかった。それでよくお金を集められたなとも思いますが、相手が同じ事務所のタレントよりも他社のタレントが圧倒的に多かったため、調査は難航しているんだとか……」(テレビ局ディレクター)
7月23日には、所属事務所を退社したことが発表されたが、今は何を思うのか。
都内にある木本の自宅を訪ねてインターホンを押してみたが、応答はなかった。
「夕方によく木本さんが犬の散歩をしているのを見かけましたが、ここ数日は見ないですね。相方のニュースもヒドイ話でしたけど、木本さんも詐欺みたいなことしていたのはショックです」(近隣住民)