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ー 完全な“シラフ”状態で下半身を露出
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ー 飲むと横柄になる。セクハラまがいも

「もう辞めたから……」

 自宅に軽自動車で帰ってきた神奈川県小田原市議会議員の俵鋼太郎容疑者(61)は開口一番、そうつぶやいた。

 7月20日、静岡県警三島署は、小田原市議の俵容疑者を公然わいせつの疑いで逮捕。同日午後1時ごろ、三島市内を走行する列車内で下半身を露出して、公然とわいせつな行為をしたというものだった。車内にいた乗客が発見して、110番通報したのだが、

「通報者がすでに列車を降りていたため、警察は容疑者を確保できなかった。そこで、防犯カメラの映像を隈なくチェックし、容疑者を見つけて逮捕に至ったのです」(全国紙社会部記者)

完全な“シラフ”状態で下半身を露出

 一人旅で三島を訪れていた俵容疑者。酒に酔っていたという話は現在のところ、出ていないという。つまり、

「旅先での犯行。さらに故意に下半身を露出して、不特定多数の乗客に見せていたということになる。容疑者の性癖なのだろう」(捜査関係者)

 立憲民主党の市議で、4期目のベテランだった俵容疑者。ある市議によると、

「与党に鋭く切り込んでいけるタイプ。後輩には優しく、面倒見もよかった」

 一方、立憲民主党に所属しながら、議長の座が欲しくて与党にすり寄っていたとも。

「自民党の市議2人とともに『誠新』という会派を立ち上げていた。それで、与党から次期の議長のポストを確約されていたようです。ベテラン議員特有のいやらしさがあった」(同・市議)

 約40年前、小田原市内の自宅に両親と3人で住んでいたという容疑者。

「鋼太郎さんは地元の高校を出て、東京の私立大学へ進学。一般企業に就職していました」(近所の住民)

 その後、40代後半で地元の市議になるが、ずっと独身を貫いている。

「ご両親ともに亡くなっていて、今は鋼太郎さんの独り住まいですよ」(別の住民)

 ある議会関係者は、容疑者は政治家としての壁に直面していたという。