「(エアコン)業者呼んだら68歳オジみたいなめちゃキモいやつ来てピンポン無視した 無理すぎ 35歳までにしてほしい」
現在炎上中のツイートにのせられた文言だ。
「エアコン修理業者さん、チェンジを食らう」
異常気象とも言えるここ数日の猛暑。そのせいか悲鳴をあげたエアコンから水漏れが発生し、修理業者を呼ぶも、訪れたのが60代後半の男性に見えたため、そのまま居留守を装ったことを綴っている。
驚くべき行為に、ネット上では、
《エアコン修理業者に何もとめてんねん》
《呼んどいてそんな理由で返す。来るまでだって労力使ってる。エアコンの前に直さなきゃいけないものあるんじゃないかな》
《一生水たらしとけよ この暑い中修理に来てくれる業者さんがどれだけ貴重か》
と批判が殺到し、ツイート欄は荒れ模様だ。
そこで、都内にあるエアコン修理業者に、修理実施日に依頼主が不在だった場合について話をきいた。
ーー修理に行って依頼主が不在だった場合、どうするのか?
「エアコンの修理の際には、まず依頼者さまと日程をお決めするので、ご不在ということはあまりない印象です。もしご不在の場合は、修理士からお電話させていただき、少しお待ちすれば修理ができるのか、もしくは改めて日程を組み直すのかということになります」
ーー依頼主へ電話が繋がらなかった場合は?
「念の為、お近くでお待ちしますが、この時期ですとかなりの予約数になるため、あまり長い時間お待ちすることは難しい状況です。
ご不在だった方の中で、“知らない番号からかかってきて出なかった”ということがありましたので、そういったご不安を解消するためにフリーダイヤルなどから折り返しすることもありますし、当日中に依頼者さまから折り返しのご連絡をいただくこともあります」
ーー依頼主から連絡がまったくなかった場合の費用などはかかるのか?
「残念ながらその場合は費用などをご請求することも難しいので……」
と回答する担当者。電話越しにも鳴り止まないコール音が聞こえ、忙しさがこちらにも伝わってくるほどであった。
命の危険にもつながる熱中症を予防することができるエアコン。今の生活でなくてはならないとも言える家電製品だ。その修理士の年齢や見た目は、はたして重要なことなのだろうか。