ジャニーズ在籍時代から、なんとも奔放な山本。Aさんに対して、卑猥なメッセージを送ることもあったという。
「《ヤりてー》とか、ライブでの遠征中には《なんかエロい写メ送って笑》と猥褻な写真を求めるメッセージが届くことも。当時は私もまんざらでもなくて、応じてしまうこともありました」
関係を続ける中、2020年10月にあの“事件”が起きる。しかし、Aさんはその予兆を感じ取っていた。
「文春の報道を知ったときは、驚きました。でも、それ以前から、だんだんと彼の金遣いや女性関係のだらしなさを感じていたんです。その年の8月27日、彼と会うために連絡を取っていたら、《3Pすんならこい》《きたいなら2人の抜くしかない》って送られてきて……。彼の後輩と3人ですることを求められましたが、さすがに受け入れられず、その日は会いませんでした。でも、それ以降は頻繁に“3P”をせがまれるようになりました」
信じがたい要求だが、Aさんが山本に不信感を抱いた原因はこれだけではなかった。
Aさんが貸した数十万円はどこに
「過去、彼に頼まれて数十万円を貸したこともありました。最終的にそのお金は返してくれたけど、何に使っているのか詳しくは知らなかったので……」
“違法賭博”という、越えてはならない一線を越えてしまった山本。報道後、わずか1か月半で新活動を発表した際には、応援していたファンから《なめてんの?》《早すぎ》《まず謝って欲しかった》などの厳しい声が寄せられた。当時の彼の様子について、Aさんはこう語る。
「正直、関係を切ることも少し考えました。でも、割り切っていたとはいえ彼のことが好きな気持ちもあったし、あの報道でジャニーズをクビになったことで、“これまでの行いを悔い改めてくれるんじゃないか”って思ったんです。でも、それは甘い考えでした。報道後も、彼は反省している様子なんてまったくなくて……。違法なお店には行かなくなったようだけど、パチンコ店には頻繁に通い続けていました」
期待もむなしく、山本の生活ぶりは変わらなかった。Aさんはしばらく山本と距離を置いたが、やはり関係を断ち切ることはできず、昨年の7月から再び会うように。このころから、山本はまたもや周囲の大人たちを裏切る行動に出たのだった。