25年前はバンド少年。では、25年後は?
栄華を誇った老舗高級ホテルの四半世紀後の“今”を描いた本作。25年前、ディーンはどんな少年だったのか?
「高校1年のころですか。バンドをやっていて、METALLICAのカバーをやっていましたね(笑)。ボーカルじゃなくて、ギターを弾いていました。当時は、特に未来のことは考えてなかったですね。“花粉症、しんどいな”とか(笑)」
『ジュノンボーイ・コンテスト』に出場し、ファイナリストとなったのもこの年だ。
「あれっ、御社なんですか?よくもまあ出場したなって感じですよね(笑)」
何をおっしゃいますか!そして25年後にはどんな人間でありたいと思っているかと尋ねると、
「67歳? 何してるんだろうな?地球はまだあるのか?(笑)僕、日本が大好きなので、日本がいい感じになっていたらいいなと思いますね」
そのときも、やはりクリエイティブな仕事をしていたい?
「んー。そんな先のこと、ちょっとわからないですね(笑)。3年後、自分が何をしているかもわからないので。だって3年前、世の中がこんなコロナ禍になるなんて思わなかったじゃないですか。
予定を立ててもどうしようもない、みたいなところありません?だから、そもそも先のことは考えないんです」
飄々(ひょうひょう)と、涼しげに微笑(ほほえ)んだ。
ホテルライフに求めること
「まず、ゴハンがおいしいこと(笑)。そしてベッドのシーツがどうとか、枕がどうとか、タオルの感触とか、そういうものもあると思うんですけど、例えば香りなど、目に見えないところにまで意識が届いていると“イケてるいいホテルだな”と思いますね。そんなホテル空間ではやっぱり気分よく、リラックスできます」
『連続ドラマW HOTEL -NEXT DOOR-』
毎週土曜夜10時〜(WOWOW)(c)石森プロ (c)WOWOW
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