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ー M-1決勝進出で全国区、多忙を極める“旬の芸人”

 9月6日、『キングオブコント2022』の決勝進出者10組が発表され、「かが屋」や「ニッポンの社長」などの決勝経験者や、岡野陽一と吉住による即席ユニット「最高の人間」などが名を連ねた。

M-1決勝進出で全国区、多忙を極める“旬の芸人”

一方、12月に決勝大会が行われる日本一おもしろい漫才師を決める大会『M-1グランプリ2022』は、8月に1回戦が始まったばかりだ。

「10月上旬までかけて、全国9か所の地域で行われます。各日ごとに予選通過のトップ3と、予選MCが印象に残った事務所に所属していないコンビに送られるナイスアマチュア賞が発表され、その組のYouTubeで予選の動画を見ることができます」(お笑いライター、以下同)

 8月17日の1回戦を1位で通過したのが、「トム・ブラウン」だ。

トム・ブラウン。左より布川ひろき(ツッコミ担当)、みちお(ボケ担当)※事務所Webサイトのプロフィールより
トム・ブラウン。左より布川ひろき(ツッコミ担当)、みちお(ボケ担当)※事務所Webサイトのプロフィールより

'18年の第14回大会で、結成10年目にして初めて決勝進出を果たしたコンビです。みちおさんが『サザエさん』の中島くんを5人“合体”させて“ナカジマックス”を作る過程で生まれる奇想天外なキャラクターに、布川ひろきさんが“ダメー!”と大きな動きでツッコむネタを披露。優勝こそできませんでしたが6位に入賞。それ以降テレビ番組への出演が急増しています

 今ではお笑い番組に欠かせない存在となっている。

バラエティー番組だけでなく、ネタで評価されたいという思いを強く持っているようです。そのためにお笑いライブにも精力的に出演。特に今の時期は、『M-1』の予選のためにネタを調整する意味もあるのでしょう」

 テレビにライブにと、多忙を極めるトム・ブラウン。そんな中、9月上旬に布川が現れたのは、都内にあるファミリーレストランだ。

夜10時過ぎに、くすんだ水色のシャツを着て大きめのバッグを持った布川さんが、1人で来ていました。トレードマークのロングヘアは、テレビで見るときとは違って結んでいましたよ」(居合わせた客、以下同)

 席に座り、タッチパネルから注文を済ませると、向かったのはドリンクバー。

「飲み物を2つ持って席に戻ると、ひたすらスマートフォンを操作していました。特に、自身のinstagramのストーリーズの閲覧者を真剣に見ていたようです」

 instagramも頻繁に更新しているだけに、どんな人に届いているのか気になるのだろう。

 そして、店員が運んできたのは夜ご飯……ではなく、いちごのかき氷。

かき氷を食べる布川
かき氷を食べる布川

「奇抜なネタをやるトム・ブラウンですが、食べていたものはかわいかったです(笑)。食べている間もスマートフォンに夢中の様子でしたが、半分ほど食べるとその手が止まって……」

 いったい何があったのか。

突然ソファに突っ伏したと思ったら、バッグを枕にして寝ていたんです。かき氷をそのままに寝落ちしてしまうなんて、よっぽど疲れていたんでしょうね

かき氷をそのままに寝落ちした布川
かき氷をそのままに寝落ちした布川

 たまにはゆっくり休まなきゃ、ダメー!