そんな中、日本の元プリンセスの安全を守るべく自発的に動き出したのが、世界14か国で運営されている犯罪防止NPO法人『ガーディアン・エンジェルス』だ。同組織の日本支部代表を務める小田啓二さんに現在の活動について聞くと、

「“見て見ぬふりをしない”をモットーに、警察や消防をはじめとする各機関と連携しながら原則自費で防犯活動に取り組んでいます。これまでは窃盗などが多いエリアを巡回していましたが、地域住民からの要請もあり、ヘルズ・キッチンのパトロールを強化することにしました。所轄の警察官ですら、日本の元皇族がこの地域に住んでいると知らないことも。当面は眞子さんの顔写真を持ちながらパトロールすることになります」

紀子さまが漏らされた本音

 全隊員は200人。4~5人ほどの班体制で週に3回ほど巡回する見通しだという。

「民間のボランティアで、地道な草の根運動ですが、地域住民には安心・安全に過ごしてほしい。それは眞子さんに対しても同様です。今のニューヨークは本当に路上に危険があふれています。“自分の身は自分で守る”という意識が、より一層求められると思います」(小田さん)

 昨年10月に小室さんと結婚し、皇室を離れた眞子さんは、自由を手に入れた代わりに安全を手放すことを余儀なくされている。そんな愛娘を取り巻く環境を、遠く離れた日本から案じる紀子さまは、9月11日に56歳をお迎えになられた。

9月よりニューヨーク州は銃規制を厳格化し、タイムズスクエアへの銃の持ち込みが禁止に
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「今年は、秋篠宮さまと佳子さま、悠仁さまの4人で過ごされる初めての誕生日です。少なからず寂しさもあったのでは」(前出・記者)

 昨年のお誕生日直前には、宮内庁の正式発表よりもフライングする形で、眞子さんの年内結婚報道があった。

「眞子さんの結婚問題が混迷を極めていた昨年の春ごろには、紀子さまが近い関係者に“娘を守れていませんね……”と漏らされたこともあったといいます。毎年お誕生日に際して公表される文書の中で《長女の気持ちをできるだけ尊重したい》と、寄り添う姿勢を示されていたのは、母としてできる最大限のフォローだったのでしょう」(宮内庁関係者)