逮捕後、容疑者3人は地検によって起訴された。さらに起訴状によって“共謀して女子大生に性的暴行を加え、さらにその一部始終をスマートフォンを使って動画撮影していた”ことが明らかになった。
同志社アメフト部の事件同様、犯行内容は悪質極まりない。片倉健吾容疑者を知る近隣住民はこう話す。
「ケンゴくんがそんな酷いことをするなんて、あり得ない。お酒の勢いというよりも、きっとほかの子にそそのかされたのでは? かわいそう。お母さまもどれほど悲しんでおられるか……」
8月24日、大津地裁で被告のひとりの初公判が行われ、28日に次の裁判が開かれる予定だ。
「そそのかされた」では言い逃れできない動画
「ほかの友達にそそのかされた」
エリート学生たちは幼少期、確かに真面目でいい子だったのだろう。だが、ともに“性的暴力を加えた様子を撮影した動画”が、彼らの犯罪行為が紛れもない事実であることを証明している。
事件によって同志社大の容疑者らは決まってた就職先の内定が取り消しに、滋賀医大生は医者の道を絶たれた。“頭のいい”彼らなら、こんな未来が待ち受けていることは想像できたろうが、なぜ事件を起こしたのか。心も身体も二度と元どおりに戻らない被害女性に対して、一生かけて償うしかない。