香川照之は致命的!? 道筋があるとしたらーー
さて、被害を受けたホステスは訴訟を取り下げ、トラブル自体の決着はついているという香川照之。しかし、先にも述べたように時間をかけても不祥事前のような仕事量を取り戻すのは難しいだろう。
「香川さんはホステスの髪を掴んでいるあの写真の流出が致命的ですね。これで嫌悪感を持たれる“汚い不祥事”になってしまった」(広告代理店社員)
嫌悪感が「画面に写るのもイヤ」というクレームを呼び、民放キー局が起用を見送る事態が数年は続きそうというのだ。最悪、渡部建に近い状況(未だにレギュラー1本)にもなりかねないだろう。
香川の今後を考える上で、参考(!?)になりそうなケースがある。先輩俳優、森本レオの存在だ。
森本は90年代にいぶし銀のバイプレイヤー、また穏やかかつ温かみのある美声でナレーターとしても活躍した俳優。
しかし、2002年10月に運命が一転する。女優の水沢アキが、ワイドショー・週刊誌で、「17歳のとき、森本レオに演技指導名目で呼び出され、レイプされた」と告白したのだ。森本は週刊誌に対し、水沢をアパートに呼び、関係を持ったことは認めたものの「ボクが無理強いしたわけではありません」と同意の上であることを強調。
しかし、この件は一大スキャンダルとして森本にダメージを与え、仕事は激減。以後、連ドラレギュラー出演もなくはないが、一話限りのゲスト出演中心となり、「穏やかなお父さん役といえば森本」と言われた全盛期に比べると明らかに寂しい露出度に落ち着いている。
もちろん水沢が届けを出して捜査があったわけではなく、森本と水沢の間にあった真実を断定を持って語ることはできない。また仮に性加害が事実でも水沢が告白した2002年当時でも時効となる出来事だったのは申し添えておく。
しかし、演技上手のベテラン俳優、世代、イメージに傷が付いたことは香川と共通しているので、なんとなく香川の行く末を重ね合わせることはできそうだ。復帰できないことはないが、連ドラのレギュラー出演は難しくなり、一話ゲスト中心で明らかに仕事量と輝きは落ちてしまうのではなかろうか。
Youtuberからの助け舟も
9/2、Youtuberのシバターが「やっぱり香川照之を救いたい」の動画を更新。
香川の報道についてシバターは「売れたんだったら遊び方も考えなくちゃ、もう若くないんだから」と語りかけた。
続いて、「俺に提案がある、パチンコ・パチスロ日本代表チャンネルで一緒にパチスロ打たないか」「しばらくは仕事がないだろうから、演者として雇ってやる」とまさかのオファー。
手越祐也、宮迫博之のように、一旦YouTuberに転身して虎視眈々と再起を狙うということもあるのかもしれない。