「今の時代、直接会わずとも愛を育むことはできますからね。お住まいに招くこともあるのかもしれませんが、頻繁というわけにはいかず、もっぱら“リモート交際”が中心なのでは。お付き合いを徹底的に隠し秘すことは可能なのです」(同・宮内庁関係者)
身近には眞子さんと小室さんというお手本もいる。おふたりは、時差が14時間もある日本とアメリカで、3年以上の遠距離恋愛を乗り越えて結婚を果たした。
家庭内で“二重のルール”が
「眞子さんの結婚を、誰よりも近くで応援していた佳子さまが、“会えなくても大丈夫”という信念のもと交際なさるのは納得できます」(前出・皇室ジャーナリスト)
現実味を帯びる佳子さまのご結婚に、安穏としていられないのが母の紀子さまだ。
「眞子さんの結婚騒動以来、厳しい目が向けられることが多いご一家を立て直すためには、佳子さまの結婚を“成功”させることが必要不可欠でしょう」(宮内庁OB)
去る9月11日に56歳を迎えられた紀子さま。誕生日に際して公表された文書では、佳子さまの結婚や将来について、《次女の気持ちや考えをよく聞き、またこちらの思いや考えを伝えていくことができれば》と綴られていた。
「'20年は《本人の考えに耳を傾け、対話を大事にしていきたい》、'21年は《次女の意見をよく聞いて、家族の語らいを大事にしていきたい》と、控えめな姿勢でしたが、今回は佳子さまに強く干渉していくとアピールされた印象です」(同・宮内庁OB)
その背景には、手放しに結婚を容認できない事情がある。
「いずれ天皇家から秋篠宮家に“本家”が移れば、社会的制約は今より大きくなります。 将来即位される悠仁さまの結婚は、皇室会議を経て正式に決定されるため、自由恋愛がどこまで許容されるのかは不透明。国民の声も無視できず、“姉たちは自由、弟は不自由”というようにご家庭内で二重のルールが生まれかねません」(小田部教授)
3きょうだいの中間子にあたる佳子さまは、秋篠宮家のキーパーソンともいえる。
「この9月に16歳になられた悠仁さまが成人するまで、佳子さまは皇室に留まるべきという意見は多い。周囲の目をとりわけ気にするご性格の紀子さまは、佳子さまが眞子さんのように結婚を強行なさることがないよう、文書を通じて“待った”をかけられたのではないでしょうか」(前出・宮内庁OB)