ラブホテル不倫の裏話
2016年には40代女性との“ラブホテル不倫”が報じられたこともあったが、当時については、こんな裏話が。
「店で仕込み中に、テレビで会見を見ていたのですが、その夜に円楽さんがご夫婦でいつもどおり店にやって来たからビックリしましたよ。奥さんは私に“あの不倫、ホントなのよ~”と言って、夫婦で爆笑していました。奥さんは“やってしまったのなら、笑いに変えなさい”と、円楽さんの仕事をよく理解していましたね。テレビでは“鬼嫁エピソード”を語っていましたが、実際は一歩引いて、常に円楽さんを立てていました。本当に素敵な夫婦でした」(『やきとり大吉』店主、以下同)
常連だった店だけに、“師匠”としての顔もよく知っている。
「若いお弟子さんを近所に寮住まいさせて、面倒見がよかった。うちに食べに来たら、好きなものを頼んでいいよって気づかっていて」
世話焼きな性格については、こんな話も。
「相撲取りやプロレスラーを連れてくることもありました。5年ほど前、身体を壊した覆面レスラーを1年半もの間、自宅に居候させていましたよ。円楽さん、実は料理が好きで、“明日の朝ゴハンは何がいい?”なんて、そのレスラーに聞いていました。居候しているレスラーにも気をつかうなんてね(笑)」
なんとも微笑ましいエピソードだが、このところは身体の変化が隠せないようになっていた。
「いつも生レモンサワーを4杯くらい飲んでいましたが、昨年からだんだんと身体が弱ってきて、レモンを自分の手で搾れなくなっていたんです。そこで、店側で搾ってからお出ししたら、お会計の時に“迷惑かけたから釣りはいらない”って。最後に来たのは、昨年の8月ごろ。お酒の量は、半分に減っていましたね。歌丸さんが81歳で亡くなったとき、円楽さんは自分も“80歳すぎぐらいまで落語をやりたい”って言っていました。まさか72歳で亡くなるなんて、まだ早いですよね……」