‘99年にスタートしたテレビ朝日系の人気ドラマシリーズ『科捜研の女』が、今秋新設された『火曜午後9時』枠に移動。スタイリッシュな大人の科学ミステリーへと革新し、『科捜研の女2022』としてリスタートした。
「‘17年から出演していた渡部秀さん演じる捜査研究所の研究員の橋口呂太が、前作で卒業。今シリーズからは京都環境生態研究センターから科捜研に転職してきた物理研究員役として、小池徹平さんが新メンバーとして加わりました。映像も映画のようなフィルム感を出したり、テロップの入れ方もスタイリッシュになるなど、若い視聴者を意識した作りになっていましたね」(テレビ誌編集者)
SNS上では新しくなった『科捜研』に対して、
《映像も劇伴もクールな感じになって、21時の科捜研って感じで新鮮》
《科捜研、映像めちゃくちゃきれいや》
《セットも変わって、徹平くんも加入して内容も濃く面白かった》
好意的な意見が多かったものの、
《画面も暗くなって全体的にシリアスになってしまった…。元のゆるふわ科捜研に戻ってくれ》
《なんか映像暗くて見にくくなった……》
《ガラリと変わった科捜研の女に思考がついて行けない》
と、大きな変化を受け入れられていない視聴者も。
「『科捜研の女』が放送されていた『木曜ミステリー』枠が今夏で終了。前作のシーズン21ではシリーズ完結を匂わせる演出があったことから、打ち切り報道が相次ぎました。実際、テレビ朝日の局内でも今後についてはさまざまな噂が飛び交っている状態です」(テレビ朝日関係者)
“リニューアルはしたものの、今作で終了”との見方が強まる一方で、続編が決まっているのでは? という声もあるようだ。
よほど視聴率が悪くなければしばらく続く
「今回での終了が規定路線なら、小池さんのような人気俳優を新メンバーに加えるのは不自然。主演の沢口さんも、わざわざ多くのバラエティー番組に出演して番宣しないでしょう。よほど視聴率が悪くなければしばらく続くと思いますよ」(芸能プロ関係者)
戸惑いを感じているこれまでのファンを納得させるには、少し時間がかかるかもしれないが、ドラマが盛り上がって打ち切り説を吹き飛ばしてほしい。