「10月16日、埼玉県の狭山市で近藤真彦さんのライブが行われました。近藤さんは今、ツアーで地方を中心に周っていますが、チケットはすべてソールドアウト。

 コロナ禍の前から、ベテランアイドルの地方公演は席が埋まらないことが多く、郷ひろみさん、田原俊彦さん、小泉今日子さん、松田聖子さんたちでさえ苦戦していますが、近藤さんは完売ですから、音楽関係者も舌を巻いていますよ」(レコード会社関係者)

ジャニーズの“レジェンド”の元に集まった“辞めジャニ”たち

 男闘呼組に負けじと精力的な活動を行う、元ジャニーズの“長男”。当日の様子はというと……。

「関係者席のほうを見ていたら、公演が始まる直前に『少年隊』の植草克秀さんが来ましたよ。ほかにも、SMAPやTOKIOなどを担当していた音楽プロデューサーの方たちも来ていたみたい。

 前日の15日に千葉県の君津で行われたライブには、元ジャニーズの中村繁之さんなどの後輩や、マッチの大ファンを公言している放送作家の鈴木おさむさんの顔もありました。親交のある綾小路翔さんがメンバーの『氣志團』からも、ケーキを差し入れがありました。

少年隊のメンバー(左から植草克秀、錦織一清、東山紀之)
少年隊のメンバー(左から植草克秀、錦織一清、東山紀之)

 狭山や君津をはじめとした地方の公演は、あまりマスコミが入らず報道されていないけれど、7月に中野サンプラザで行われたファンクラブ主催の公演には元『光GENJI』の大沢樹生さんも来場していました。ライブでは、ヒット曲をたくさん歌ってくれたほか、CD化前の新曲も披露してくれました」(ライブを鑑賞した女性ファン)

 ライブ中、近藤もステージから客席を見渡して「最近は、どこの会場も席がびっしり埋まっている。どうしちゃったんだ! ありがたいですけど(笑)」と話す場面も。

 来年1月からは“盟友”のギタリスト、野村義男とツアーを行うことも決まっている近藤。‘20年の不倫報道の影響で昨年ジャニーズを退所したが、男闘呼組の復活ライブと同じ日に“辞めジャニ”たちが彼のもとへ集まったのは、果たして偶然なのか。彼を長年担当してきたステージ会社社長は、こう語る。

近藤真彦と野村義男('22年3月)
近藤真彦と野村義男('22年3月)

「男闘呼組の復活ライブと同じ日に、元ジャニーズの面々が来てくれたのは、たまたまですよ。彼らは彼らで頑張っているし、素晴らしいと思います。対抗意識はまったくありません。

 マッチが“辞めジャニ”を集めていくかって? いやいや、今回のライブツアーでも、タレントやスタッフ、ミュージシャンはマッチの人柄にひかれて自然と集まってきた。自分から集めるようなことはありませんが、結果的に人が集まって、みんなが“やりたい”となれば、そういったメンバーが集結するコンサートを企画する可能性はあるかもしれませんが

 退所発表時は“愚か者”扱いされたこともあったが、今後は“さりげなく”活動を続けていくようだ。