光GENJIの名前を使ったグッズを作成

 2018年には、赤坂が自身のライブで、≪光GENJIの元メンバーと会いました。初めて7人全員が集まりました!≫とファンに報告するなど、再結成の機運が高まった時期もあった。しかし、諸星の口ぶりからすると、再結成は現実的ではないのだろう。

 そんな諸星だが、各メンバーとの交流を持ち続けており、2014年には、大沢の初監督映画『鷲と鷹』で、大沢とともにW主演を務めている。またここ最近は、赤坂とともにライブイベントを行い、今年8月に開催した『HIKARU現実(光GENJI II)~夏の途中のハーモニー~』は、「光GENJI 35 Anniversary」とPRしていたが……。

1993年5月、NHK『アイドルオンステージ』収録にて。上から男闘呼組、光GENJI、SMAP、KinKiKidsとTOKIO。元メンバーの小島啓(下段、右から4番目)の姿も
1993年5月、NHK『アイドルオンステージ』収録にて。上から男闘呼組、光GENJI、SMAP、KinKiKidsとTOKIO。元メンバーの小島啓(下段、右から4番目)の姿も
【写真】諸星和巳、光GENJIの名前を使って作ったアクセサリー

「やはり元メンバー同士のコラボは、かつてのファンを喜ばせますし、集客も伸びるのでしょう。ただ、イベントに『HIKARU現実(光GENJI II)』というタイトルをつけたり、『光GENJI 35 Anniversary』と宣伝しているのを見ると、ジャニーズ時代のグループ名をこんなに堂々と使っていいものかと、びっくりしてしまいます。諸星と赤坂が、光GENJIの名前に必死にすがっているようにも見えますしね。

 しかも諸星は、現在公式サイトで、『光GENJI 35 Anniversary 記念モデルALOHA Bracelet & Anklets “Roller Skates”』というローラースケートのアクセサリーを、税込11,000円で販売中。これはたとえ話ですが、もし香取慎吾らの『新しい地図』が、勝手に『SMAPデビュー○周年記念』と銘打ったグッズを展開したら、ほとんどの人が強い違和感を覚えるでしょうが、諸星のやっているのはそういうこと。ジャニーズサイドはこうした動きを、どういった気持ちで見ているのか」(同・前)

 男闘呼組の再結成は、「ジャニーズの公認を取り付けたからこそ、スムーズに進んだのだろう」と、前出の週刊誌記者は繰り返す。果たして光GENJIの再結成を切望する諸星は、何らかの算段を立てているのだろうか。