しかし今回、ピン子は「現代ビジネス」のインタビューで、「某週刊誌に『散骨は真っ赤なウソ』『撒いたのは魚の骨か?』なんて書かれてしまったことは、ものすごく残念」「75歳のばあさんを貶めて、何が面白いんだろう?」「私には敵というかアンチが本当に多い」と訴えている。やはり、一部遺骨を「火葬場で特別に分けてもらった」との主張に変わりはないということか。

 一方、同インタビュー公開の前日に発売された「週刊文春」(文藝春秋)には、TBSによる橋田さんの“追悼ドラマ”についての記事が掲載され、そのドラマにピン子がキャスティングされていない状況だと報じていた。

泉ピン子が激怒したお笑い芸人とは

 ピン子といえば、『渡る世間は鬼ばかり』の共演者・えなりかずきとの“共演NG”も以前から伝えられている。その上、最近は橋田さん側とも“溝”が出きてしまっているだけに、追悼ドラマ出演も難しいのだろうか。

「『敵というかアンチが本当に多い』と言っているピン子さんですが、本人の言動に問題があるケースもゼロではないと思います。えなりさんが、ピン子さんといると“発疹”が出るようになった……という話は、生前の橋田さんも『文春』(19年10月3日発売号)のインタビュー内で明かしていますけど、ピン子さんに“トラウマ”を植えつけられていた芸能人はほかにも」(テレビ局関係者)

 その人物は、すでに芸能界を引退しているというが……。

「19年6月に引退したカラテカ・入江慎也さんです。引退の原因は“闇営業”騒動なので、ピン子さんとは無関係ですが、芸能界にいた頃の入江さんは、彼女の存在に怯えていました。入江さんと近しかった関係者によると、『ある打ち上げで“ちゃんこ料理屋”を予約したところ、ピン子さんから“私が鶏肉嫌いなの知ってるだろ!”と激怒された』と漏らしていたそう。

 理不尽に思った周囲は同情していましたが、これに関しては入江さんも『ちゃんと調べれば良かった』と反省している様子だったといいます。ただ、後にバラエティ番組でピン子さんの話をしたことでも本人の逆鱗に触れ、ある番組で“仲直り企画”が行われたものの、楽屋でガチ説教をされた……という話も聞いています。入江さんにとってピン子さんの存在は『トラウマになった』とのことでした」(同・前)

 入江とのエピソードについて、泉ピン子の所属事務所に問い合わせたが、期限までに回答はなかった。

 ピン子にはピン子の思いがあるにしても、このようなトラブルの積み重ねが彼女の言う「敵」や「アンチ」を増やしている可能性もある。現在は橋田さんの遺骨をめぐり、関係者と対立中だが、このままではやはり“追悼ドラマ”に出演は難しいのかもしれない。