ヒロミは収録前に動悸や汗が止まらず

 男性の更年期障害といえば、ヒロミがその症状をインタビューで告白したことが記憶に新しい。中居とは30年以上の付き合いのある先輩MCだが、50歳を過ぎたころから症状に悩まされていたという。

「テレビの収録前に動悸や汗が止まらず、“調子がおかしいかな?”と感じて不安のスイッチが入ってしまうことが増え、私生活でも同様の症状が出たそうです。昭和を生き抜いてきたヒロミさんは“ちょっとした体調不良では休めない”と思っていましたが、妻の松本伊代さんの助言で病院に行き、更年期障害の診断を受けたと語っています」(前出・スポーツ紙記者)

 ヒロミは助言をくれるパートナーに恵まれたが、女性に比べて認知度が低く、更年期が始まる目安もないため、更年期障害を自覚している男性は少ない。

“ちょっと調子がおかしい”“気分が上がらない”といった心身の不調は、我慢すれば周りに迷惑をかけなくて済む、と放置してしまう方もいるんです。これらの症状はうつ病など精神疾患との区別が難しいこともあるので、おかしいと感じたら医療機関で相談して調べてみることをおすすめしますね」(前田先生)

 病名は明かされてはいないものの、身体にムチを打ち、個人事務所の社長として孤軍奮闘を続ける中居。そろそろ公私共に支えてくれるパートナーが必要なのかも?