ファンであれば愛していたタレントが亡くなってしまったことは「信じたくない」ことであり「信じられない」ことである。しかし、“一部のファン”は、その強い気持ちが「信じない」に変わり、さらには「疑い」に変わり、そしてそれが“行動”に変わっていった。

《#春馬くんの事件は終わっていない》のハッシュタグは、自分たちが訴えたい問題・課題にハッシュタグを付けて拡散を狙う“ツイッターデモ(ハッシュタグデモ)”であった。このタイミングでツイッターで反応を見せたのが、イラン出身のタレント・女優のサヘル・ローズだ。彼女は春馬さんと『世界はほしいモノにあふれてる』(NHK)で共演していた。サヘル・ローズのツイッターの弁を以下に引用する。

1年以上、“嘘つき”扱いをされている

映画『コンフィデンスマンJP』ワールドプレミアでの竹内結子さんと三浦春馬さん('19年5月)
映画『コンフィデンスマンJP』ワールドプレミアでの竹内結子さんと三浦春馬さん('19年5月)
【写真】ネット上に流出した三浦春馬さんと恋人ダンサーのツーショット

《わたしごときが三浦春馬さんとツーショットとれるとおもいますか?》

《気持ち悪かったらみないでくださいね。三浦春馬さんと2度しかお会いしていのに。なによりも、素晴らしい方なのに、あなた方の言動により、三浦春馬さんが本当に悲しんでいるとはおもいませんか?》

三浦春馬さんの名前をださないように今まで私なりに配慮してきました。三浦春馬さんが亡くなられてから、『せかほし』で共演させていただけただけで、彼の一部のファンの方々から収録日をめぐり、『嘘つき』、『悪魔』扱い、人格否定を、一年以上うけています。私が嘘つく理由はなんでしょうか?》

《マネージャーとのLINE、Studioで撮った写真を提示さえしてきました。皆様は無視したらいい、気にしないで、有名税。と書いてくださいますが『嘘つき』扱いをされつづけ、『嘘に加担したから、仕事をもらっている』ようにいわれる。わたし人間です。生きています。》

三浦春馬さんと『せかほし』で共演させていただけた時に『本当に素晴らしい方』だと尊敬の気持ちが増しました。だからこそ、ながく三浦春馬さんを応援されている皆様の痛みは計り知れないです。でも、なにもしてない人をずっと傷つけていく神経を疑います。法的措置をとるしかないのでしょうか。》