「仕事は来年の12月まで入っています。映画が2本、舞台が4本、あとバラエティー番組やCMの仕事なども多数。来週はタイで打ち合わせと大忙しですよ!」
時折、自身のシルバーヘアをなでながら、微笑みを浮かべるのはいしだ壱成。
1990年代半ばに役者として絶頂を極めるも、2001年に大麻取締法違反による逮捕などで仕事は激減。後に石川県に移住してからは金銭トラブルや3度目の離婚を経験する。その後、知人を頼って群馬県の山間のホテルに身を寄せるも、ギャラの分配を巡って知人との関係は悪化。軟禁状態に陥っていたが、今年3月下旬に逃げるように再上京していた。
「上京前はどん底でしたね。でも、群馬からの逃亡直前に受けたトルコでの植毛手術でいろいろ状況が好転しました。以前は“どうせ自分は、薄毛で、借金まみれのしょぼくれたおっさん”と、自己評価が低く自信がなかったですから」(壱成、以下同)
週刊女性は今年5月に上京間もない壱成本人を取材。当時、約270万円もの借金を抱え、転々と居候生活を続けていることを打ち明けていたが……。
SNS上で《人に裏切られた》の真相
「今の収入は年収に換算すれば1000万円以上のペース。借金もほぼ返済し、残すは河相我聞くんから借りた20万円くらい。現在彼とは連絡が取れませんが、すぐにでも返したいです」
以前は心の病を抱えていることも告白していた壱成だが、安定した仕事は精神面にもプラスとなっている。
「症状はだいぶ落ち着きました。信頼できる仲間と一緒に仕事ができていることも大きいですね。再び東京で仕事をするにあたり、自分の会社を立ち上げることになったのですが、代表やプロデューサーを友人たちが務めてくれました。いろいろサポートしてくれて心強いですよ」
順風満帆だが、不安定な一面は相変わらず。今月4日に自身のSNS上で《人に裏切られた》《愛のない人っているんだ》と、怒りのつぶやきを連投。周囲をざわつかせていたが、真相はいかに。
「あれは自分の元カノの四宮由佳さんと痴話ゲンカした際の愚痴です。投稿したとき、彼女がプロデュースする舞台に出ていたのですが、気心の知れた仲のため、仕事への向き合い方で衝突したんです」