モデル・MALIAの実業家としての顔
モデルのMALIA.(39歳)は、今年8月、ドバイに引っ越した。その結婚歴は華やかで、4度の離婚で、3男、1女をもうけている。
「末っ子の進路、この先どんな教育を受けさせたいかを考えた」とドバイに引っ越した理由を語っているが、豪華な新居をインスタグラムで紹介するなど、世界の富裕層が集う街で暮らすとはすごい経済力。その経済的基盤は、モデル業だけでなく、ファッションやコスメを取り扱うAnela Ink.(アネラインク)の代表取締役でもあること。自身の美ボディを遺憾なく発揮し、広告塔としての稼ぎ力も抜群だ。さらに原宿にあるブラジリアンワックスのサロンを経営するなど、実業家としての顔を持っている。
現在は日本とドバイを行ったり来たりしつつ、新たな事業展開を考えているもよう。ドバイでは「毎日のように物件巡り。不動産買いたい方はご連絡ください」とストーリーズで新展開を匂わせている。
紗栄子は牧場経営者
イギリス、東京、宮崎を拠点に活動している紗栄子(35)は、2年前に栃木県大田原市に移住。『那須ファームヴィレッジ』の牧場経営者になっている。
きっかけは、牧場の経営難で引き取り手が見つからずに殺処分されそうな馬がいることを知ったことから。タレント活動に、自身のプロデュースするコスメの売り上げで年商は10億円近いといわれている実業家だ。被災地や養護施設支援、コロナ禍ではマスク2万枚を寄贈するなど社会支援活動を続けているが、そこに牧場経営まで加わり、そのHPからは“おしゃれなファーム感”がぷんぷん匂う。
「彼女たちのポジティブオーラに引き寄せられるかのように別のチャンスも次々生まれる。住まいも事業も、ひとところにとどまらない、いい意味での貪欲さを感じます」(森本さん、以下同)
もともとお金を稼げるモデルやタレントはいいが、特別な才能もないと感じる一般人はどうしたらいいのか。
「パートでもいいから、安定した収入を得て、社会保険にも加入して、そして好きなことを副業にしてやってみること。副業だから失敗を恐れずに『私にもできそうだ』と思って、まずは進むこと。うまくいったらそっちに進めばいいのですから」