その後、岡田は18年3月発売の51stシングル「ジャーバージャ」で、シングル表題曲では初めてのセンターに抜てき。同年6月開票の「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙 〜世界のセンターは誰だ?〜」では5位となり、初の“神7”入りを果たした。
こうして実績を重ねながら“ノースキャンダル”で努力し続ける岡田に、ファンも絶対的な信頼を置いていた。今月16日には、岡田はツイッターで「沢山のファンの皆様に 支えられている実感があるからこそ その期待に応えられなくて 悔しさと申し訳なさと 複雑な感情に心が埋め尽くされてます」と謝罪。これは、大みそかの『第73回NHK紅白歌合戦』にAKBが落選したことについてのツイートとみられた。
ファンからは“酷い開き直り”
岡田がツイートした16日朝の時点では、まだ正式発表されていなかったが、同日夕方にAKBの不出場が明らかに。ファンから「謝らないで」「努力してきたこと、わかってるよ!」などと温かい言葉が寄せられていたのも、やはり彼女がAKBのため「まじめ」に「まっすぐ」に頑張っていると思われていたからだろう。
ところがその3日後、「文春」報道によって、岡田が猪野と同棲も視野に入れて交際していることが発覚。スキャンダルメンバーを批判していたはずの彼女にスキャンダルが浮上してしまい、ファンに激震が走っている。
ネット上には「岡田奈々ちゃんに彼氏がいるなら、もう誰も信じられない」「私は裏切りませんみたいな顔してた人が裏切って恋愛してたのが問題」「今までの言動との矛盾に不信感しかない」「AKB48史上、最悪なスキャンダル」「岡田奈々が信用できなくなった今、AKBはもう終わりです」といった悲痛な叫びが飛び交い、中にはグッズを破棄した写真を投稿して“アイドルオタク”自体を辞める宣言をしてしまうファンも。
「一方で岡田さんは、『文春』記事が公開された日に有料サービスのメールをファンに配信。一応、自身の騒動で心配をかけてしまったことは謝罪しているのですが、どういうつもりか“AKBに恋愛禁止ルールはない”という主張もしていました。
確かに、厳密にそういう規則があるわけではなく、ある意味“暗黙の了解”に近いルールということは業界内でも知られていましたが、スキャンダルを報じられた本人がその直後に強調することではなく、案の定、ファンからも『こんな酷い開き直りは初めて見た』『こうなると、岡田より須藤のほうが潔くて誠実だった』などと呆れ声が続出しています」(スポーツ紙記者)
なお、「文春」報道の翌日にはAKB48グループ総監督の向井地美音が「『恋愛禁止』というルールについて改めて考え直す」といったコメントを出したが、岡田は単にルール違反したからという理由で炎上しているわけではない。鎮火には時間がかかることだろう。