その点、日本代表としてリーダーシップを発揮してきた本田には期待が持てる。
本田も苦言呈したライセンス制度
「本田さんは、常々“W杯に出るなら優勝を狙う”とおっしゃっていたように、自分の考えを明確に打ち出せる人。メディアや世論のプレッシャーに臆することはないでしょうし、メッセージ性の高い監督になると思います。“本田監督率いる代表を見てみたい“本田監督は会見で何を話すのか”と注目されるという点でも、日本サッカー界にとってはプラスです」
ただし本田の監督就任にはハードルもある。いちばんの障害は、過去に本田自身が苦言を呈したこともある“ライセンス制度”だ。
「現行の日本サッカー協会のライセンス制度では、本田さんが代表監督を務めるのに必要な“S級ライセンス”を取得するまで数年要します。多忙な方なので、日本代表を率いるのは、どんなに早くても次々回のW杯からになるでしょう」
8年後なら、ワンチャンあるって!!