一方で、やはり今後は厳しいのではないか? との声も。
渡部の“元運転手”がサウナブームに乗り活躍
「“グルメ王”の異名を持っていただけに、飲食関係に関しては知識が豊富ですが、甲子園やラグビーなどビジネスになりそうなジャンルに一丁噛みして、仕事を増やしていました。知識が浅くても渡部さんが仕事に繋げられていたのは、そのジャンルに詳しい後輩芸人たちに裏でリサーチをさせていたからです。ただ、自粛期間中にその後輩たちが次々と“1人立ち”しているんです」(テレビ局関係者)
その代表が、サウナ芸人として知られるマグ万平だ。
「『地球』というコンビを組んでいたころから渡部さんは可愛がっていて、コンビの解散後に仕事がなくなった万平さんを専属運転手として使ってあげていたほど。
万平さんは、サウナ中にタオルなどで煽って熱風を送る“熱波師”やサウナ・スパ健康アドバイザーの資格を持つなど、コンビ時代からサウナ関連の仕事を行っていましたが、渡部さんの自粛を受けてサウナ芸人の活動に専念することを決めたんです」(お笑い関係者)
‘19年に放送されたドラマ『サ道』(テレビ東京系)がきっかけで、若い世代のファンが増加したサウナ。‘21年に続編『サ道2021』が放送されたことで、第3次サウナブームが到来することに。
「万平さんは『サ道』に本人役で出演したほか、サウナ監修のブレーンとしてスタッフで参加していることもあり、サウナ業界では絶大なる地位を築いています。
彼のYouTubeチャンネル『マグ万平ののちほどサウナで』では、人気ホテルチェーン『ドーミーイン』とコラボしたり、企業からのオファーも多数。単価だけで言えば渡部さんより安いですが、今の渡部さんと比べると、年収も“渡部超え”しているのは間違いない。
自粛していなければ、今ごろ渡部さんがサウナ芸人として仕事を増やしていたかもしれませんね」(同・お笑い関係者)
バカにしていた相方の児嶋だけでなく、運転手だった後輩にまで追い抜かれてしまった渡部。その“超一流の会話力”で、再び逆転できる日は来るのだろうか――。