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ー 自ら作品の解説を始めた慎吾

《気づいたら2時間半たってた。こんなにも心が揺さぶられるとは…》

《アウトプット力に震える》

《ひたすら圧倒されました。少し時間をあけて、また見たい》

 訪れた人々がそろって感嘆の声を上げているのは、香取慎吾の個展『WHO AM I ─SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR─』だ。

「12月7日から、東京都の渋谷ヒカリエで開催されています。国内では2度目の個展となる今回は、完全新作100点を含む200点ものアート作品が展示されています」(スポーツ紙記者)

 これまであまり見せないようにしていた“闇”の部分もさらけ出しているという。

「光のエリアと闇のエリアに分けられており、両方に触れることで、“より深いところまで僕のことを知ってほしい”という思いを明かしていました。2023年以降には、大阪、福岡、石川、福島での開催も決定しています」(同・スポーツ紙記者)

 新たな香取の一面を感じることができるそうだが、会場に足を運んだファンが見たのは、昔から変わらないファンサービスだった。

「2019年に開催された『BOUM! BOUM! BOUM! 香取慎吾 NIPPON 初個展』では、ライブペインティングや感謝デーなどで頻繁に会場に訪れていました。なので、今回も姿を見せてくれるのではないかと思い初日の12月7日に行くと、開幕と同時に慎吾ちゃん本人が来ていて……!」(初日に訪れたファン

 もちろん、姿を現しただけではない。

来場者に笑顔で手を振りながら“ありがとう~。ゆっくり楽しんでいってください”と歓迎してくれました。展示の中の撮影可能エリアでは、なんとご本人の写真や動画の撮影もOKでした」(同・初日に訪れたファン

自ら作品の解説を始めた慎吾

自身の個展に来ていた香取慎吾(撮影者より提供)
自身の個展に来ていた香取慎吾(撮影者より提供)

 あまりの神対応に驚くばかりだが、香取はさらにその4日後にも“降臨”。

11日、12日、16日にも会場に来てくれたんです。週に3回ほどというハイペースですが、予告なく突然いるので、お仕事の合間などに来ているのだと思います」(香取のファン

 そして、集まったファンを前にフリートークを披露。

「展示の楽しみ方を教えてくれたり、作品への思いを“ナマ解説”してくれました。居合わせたファンに対して、感想を求める場面もありました。来場者やファンをとても大切にしてくれているのが伝わってきました」(同・香取のファン

 2022年1月、香取は『日本経済新聞』のインタビューで自身の肩書を問われ、

《ずっと『アイドル』と言い続ける。ファンの人が求める自分を見せられるような『パーフェクトビジネスアイドル』。僕はファンの皆さんの思いで生きていきたい》

 と答えていた。“WHO AM I”と問いながらも、ファンを大切にする姿勢はやっぱり誰よりも“アイドル”!