一番驚いていたのはパフォーマンス中のシルク・ドゥ・ソレイユで、一番上の人がバランスを崩しそうになっていたとか。
また、刑事ドラマの主役や水戸黄門の出演者など「正義の見方」みたいな人が誰も助けず、唯一西川のりおが止めに入っていてカッコよかったとのこと。
「本当に怖かったです」と締めくくっていた。
この事件、東京03が紳助の楽屋に挨拶に行かなかったこと、あるいは感謝祭本番中のクイズ(東国原英夫に「東京03」のユニット名を答えさせるというもの。「知らん」「そんなん知らんて」を連発した紳助に東京03が不満そうだった!?)が伏線になっているなどと囁かれているが、引き金になった出来事は未だに謎だ。
しかし今回ナイツ塙という間近で見た人物が証言したことで「絶対潰す」という発言など改めて事件のリアルさが増したのではないだろうか。
勢い余って飛び出した「紳助vs西川きよし」
また関根も塙に乗っかり別の“紳助ネタ”暴露を。
同じく感謝祭で横山ノックさん(漫才師で元大阪府知事、2007年に死去)を“このハゲチャビン”のようにいじった紳助に西川きよしが「いやーこれは、紳助くんにはちょっと注意をしなければ。いくらなんでも失礼だノック先生に」と憤慨。
番組終了後、きよしが紳助のところに赴いたところ当のノックさんが割って入り、「紳助くん、おもろかったで。またよろしく」と機先を制したため、きよしは「もうええ」と注意を諦めたのだとか。
関根と塙はその他にも「紳助に本気のタックルをかましたドランクドラゴン鈴木拓」「名優、故・緒形拳さんにキレた上沼恵美子」などリアルな暴露を連発。芸能史の“生き証言”のような回になったのであった。
それにしても、紳助の恫喝沙汰を暴露した次の日に、彼が姿を見せ、復帰が取りざたされたのは間が悪いように思えるのだが……。
「確かに関根さんもチャンネル登録者数は10万に満たず、再生回数も10万を超えることはあまりなく、自分のチャンネルを少しでも盛り上げたいと思って“禁断の暴露”回をやってみたのかもしれませんね。でも関根さんはお笑い界でもトップレベルの大御所ですし、塙さんもM-1グランプリの審査員を務めるほどの実力者なので、この動画が何かに悪影響を及ぼすことはないと思いますよ。紳助さんが近々にテレビに復帰するということもまずないと聞いていますし」(スポーツ紙ベテラン芸能記者)
そもそも紳助と東京03の騒動はもう約13年前の出来事。今では関根・塙ほどの話術に優れたタレントならこのようにネタにできるくらい程よく風化したということなのだろう。
それにしても久々に公の場に出た紳助、昔のギラギラ感が抜けて何かを悟ったような柔和な表情に見えたのは我々だけであろうか。