生徒のためとはいえ、教員も自己犠牲を続けられるわけではない。不満は噴出するが、山岡理事長の手練手管によって、やり込められる。
あくまでも味方のフリをする理事長
「山岡理事長は“問題があればワシには何でも言ってほしい”と話すのですが、その言葉を真に受けて直談判に行くと“あいつはワシに給料を上げろと言うから、どうにかして辞めさせなアカン”と、私を呼び出して言うのです。
別の先生には“今井校長がお前を辞めさせろと言っているがワシが止めているんや”と話して、あくまでも味方のフリをする。
最近では“管理職に取り立ててやる”などと言って教職員を取り込んで、私たちの情報を報告させています。事実無根のウソを言いふらし、私たちを“分断”させようとしてきました」
そして、こう続ける。
「教職員同士チームとして働き、子どもと子どもを繋げ、親同士を繋げていくというのが教育の場で大切なのに、教職員たちは真逆のことをさせられているのです。お互いを疑心暗鬼に陥れるようなことをして……」
記事【京都・名門女子校「不当な懲戒解雇」「給付金の不正受給疑惑」激化するお家騒動と“お金配り”理事長の思惑】では、今井校長が語った激化する平女“お家騒動”の内幕と、山岡理事長が女子学生に“金銭”を渡す行為を報じている。