発覚した5回の“交通違反”
阿曽山氏が語ったところによると、瀬下の車に衝突したのは53歳の被害男性が運転するバイク。男性は右橈骨遠位端骨折、全治101日の怪我を負ったという。被害者は事故の後に病院に搬送されて骨折していると判明、14本のボルトとプレートを入れた。仕事は配送業をしていたが2022年の8月に仕事に復帰したところ、「転職を余儀なくされた」のだそうだ。
「クリスマス当日だったその日、瀬下さんはSNSに投稿するための動画を撮影するため、広めの公園を探して運転していたと供述していたそうです。隣の助手席には娘が。会話に夢中になっていたら、左から「ドン!」と音がして事件に気づいたと言います。確かにそのころはよくSNSでお子さんの写真などをアップしていた時期でしたね。不倫報道以降はSNSにアップしていた子どもの画像は一部削除していますが……」(同・スポーツ紙記者)
救急車や警察への通報は瀬下が行ったこと、その場ですぐに連絡先を交換、直接4回謝罪も行ってきたとも阿曽山氏は明かしている。また、被害者の男性は謝罪を受け入れて寛大な処分を求めているとの『嘆願書』、保険から治療費が払われたことの『証明書』、瀬下の妻からの『陳述書』などが提出されたとも。
しかし、裁判のなかでは今回の事故が瀬下の“たった1回きりの過失でない”ことが明かされることに。
「裁判のなかで、前科・前歴はないが、交通違反に関しては、いままで5回もあったことがわかったそうです。2020年にも赤信号の見落としがあった。大阪から東京に移り住んだあたりの2017年から違反が増加、それまではゴールド免許だったはずが、違反が重なっていったといいます。奥さんも運転免許を持っていて、家族と一緒のときは奥さんが運転していると供述したそうです」(同・スポーツ紙記者)
しかし、検察からは痛いところを突かれたりもしたようで、「5回も違反をしているのに運転に対する意識は変わらなかった?」といった問いも投げかけられたという。瀬下は「ゴルフバッグを持ち出してのYouTubeの撮影のとき」など、どうしても運転しなければならないときに限って運転するように心がけているというが、その頻度は「週に一程度」と、少なくないのでは……? と思われるような場面も。妻からは違反したら「運転させへん!」と言われているのだとか。