やたらと「いただきます」が多用された文章に、案の定というか、
《横尾さんの直筆文章、今見たんだけど いただきます いただき いただきました いただけるよう いただけたら、、 ちょっと、いただきすぎじゃない?》
《いただきすぎやろw いや、横尾さん、何か好きw》
《横尾のいただき構文おもろいwww》
などと、イジられては“いただき構文”なる言葉も生まれてしまったのだ。
アイドルにとって結婚報告は“命懸け”
ビジネス会話などを指導するマナー講師に“いただき構文”を見てもらうと、
「例えば《ご報告させていただきます》は、“ご報告いたします”に変更しても失礼には当たりません。《沢山支えていただき、素敵なお仕事をさせていただき》も、“いただきます”を続けるとくどい印象を与えるので、“沢山のご支援を賜り、素敵なお仕事をさせていただき”などと言い換えてもいいでしょう。
新人研修などでよく見るのが、丁寧に丁寧に話をしようとするあまり、謙譲語の“させていただきます”を多用しすぎてへり下った言い回しになること。こうして文章にすると、余計に目立ってしまいますね」
異性のファンが多いアイドルにとって結婚は一大事だ。時に個人のみならず、グループ全体にも影響を与えかねないだけに、横尾なりに一所懸命にファンに不快感を与えないような文章を考えたのかもしれない。
「当初は玉森裕太や藤ヶ谷太輔、北山宏光ら3人ばかりが目立っていたキスマイ。ですが、『舞祭組』プロデューサーの中居正広さんから“音痴”とイジられた横尾くんをはじめ、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永とそれぞれがファンの支えもあって腐らずにキャラを確立していきました。
字がきれいかどうか、文章がおかしいかどうかは関係なく、横尾くんがファンに向けて自分の言葉で結婚を伝えたかった。それはファンにも十分伝わっているでしょうし、だからこそ“愛あるイジり”を受けているのだと思いますよ」(前出・芸能ライター)
大切なのは「相手に伝えたい」という気持ちか。