まさかの『花男』がランクイン!
3位には櫻井翔と広瀬すずがポンコツ探偵と天才助手に扮したミステリー『ネメシス』(日本テレビ系)がランクイン。「とにかく演出が寒くて2話以降見る気がしなかった」(大阪府・40歳)。「もっと面白くなると思うのに何がダメだったのか、それこそ謎……」(山形県・51歳)などのコメントにはカトリーヌさんも納得で、「私的にはこれが1位かもしれないです(笑)」と。
「キャストも豪華だし、脚本&演出も入江悠さんという優れた映画監督を起用して、トリックに関しては著名なミステリー作家が協力……と要素的には成功間違いなしなんですよ。で、ワクワクしながら見たら、なんじゃこりゃって(笑)。
よくわからない『あぶない刑事』のオマージュや櫻井くんが“カザラップ”と自称しつつラップ対決したりと、どうだ面白いだろうってやってることがことごとくスベるという、どんなホラーよりも背筋が凍りました。これから公開される映画も不安しかないですが、怖いもの見たさも(笑)」
そして、4位には名作『花より男子』(TBS系)がまさかのランクイン。「原作が好きだったのに終わり方が違っていた」(大分県・32歳)。「漫画のキャラと違っていた」(栃木県・41歳)などのコメントを見ると、ドラマとしての面白さがどうというよりは原作漫画とのギャップが気になった人が多かったようだ。
「まぁ名作漫画の実写化には必ずそういう反応はありますから。ドラマ単体として見れば、素晴らしい作品だと思います。松潤演じる道明寺はドSの俺様だけど愛すべきおバカキャラ。ツンデレ松潤に花沢類役のすかしたオグシュン(小栗旬)が最高で、当時はまだ壁ドン顎クイのようなキュンの概念がなくて、その後に乱立するキュンドラマの元祖ともいえる作品です」(カトリーヌさん、以下同)
そして5位は相葉雅紀主演のコメディー系ミステリー『貴族探偵』(フジテレビ系)。
「これは相葉くんが貴族に見えなかったという、それに尽きるのかな(笑)。そもそも貴族って何?っていう設定自体が謎なドラマでしたね。滝藤賢一さんや松重豊さん、中山美穂さんの使用人トリオは面白かった一方で、じゃあ相葉くんの役割は……というのがファンにとっては不満だったんだと思います」