嵐の活動再開が絶望的な理由
「まもなく嵐25周年のアニバーサリーイヤーに入るとあって、ファンは記念コンサートを期待しています。そのためには嵐が活動再開しなければならず、つまり大野さんの復帰が必須。ジャニーズ側も当然、それを望んでいるでしょうし、メンバーも“いつでもリーダーが帰ってこられる雰囲気作り”に努めてきた印象があります。21年のライブ映画舞台挨拶で櫻井さんが大野さんのメッセージを代読したこともそうですが、メンバーはこれまでさまざまな場で彼の名前を出してきました」(スポーツ紙記者)
たとえば、2022年1月に相葉の冠番組『相葉マナブ』(テレビ朝日系)にゲスト出演して“自然薯掘り”に挑戦した松本は、過去に大野が同番組で“98cmの自然薯”を掘り当てたという話を聞き、「あんな休んでる人には負けらんないよ!」と発言して笑いを誘っていた。
また、同年2月に放送された二宮の冠番組『ニノさん』(日本テレビ系)では進行役の芸人・陣内智則が「(アスレチックに挑戦するなら)嵐だったら誰がいけそう?」と問いかけた際、二宮は「リーダー」と回答。さらに、笑いながら「(番組に)出てくんないかな? 今、暇しているらしいから」とも口にしたのだった。
「メンバーがちょこちょこ名前を出しているので、大野さんが帰ってきやすい雰囲気はたしかにあると思います。ただ、問題はジャニーズが副業を禁止していること。ちなみに、かつてKAT-TUNの一員だった田中聖さんが2013年9月にジャニーズから専属契約を解除された主な原因も、バー経営などのサイドビジネスが問題視されたことだったとみられています。
そのため、大野さんがジャニーズで活動を再開するなら副業から手を引かなければなりませんが、一連の報道によるとかなり出資しているようですし、簡単な話ではないのかも。そうなると、大野さんはジャニーズへの復帰も難しく、ほかのメンバーが『5人でなければ嵐じゃない』という主張を崩さないなら、グループ活動の再開は絶望的でしょう」(前出・テレビ局関係者)
なお、ジャニーズのアイドルグループといえばKing&Princeが今年5月、デビュー5周年のタイミングで岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太が脱退し、永瀬廉、高橋海人の2人組になることが決まっている。嵐の25周年は、一体どのような形になるだろうか。