「このたびは本校で起こった事故でお騒がせしてしまい、申し訳ございませんでした。本校で盗難および生徒がそれを自主的に撮影したのは事実でございます」
と、一部事実を認めたが、SNS上では間違った情報も多いと指摘する。
「盗難が発生し始めた冬季休業明けごろから、教師の巡回を強化し、校内での注意喚起を行なっていました。貴重品は身に付けるか、そうでない場合は鍵のついたロッカーにしまうように生徒たちに指導していました。ただ、ロッカーに鍵を付ける点について徹底は甘い部分がありました」(高校教頭・以下同)
と、対応策を講じていたことを説明。さらに2月10日にこの件は解決したと続ける。
「警察や教育委員会などの外部組織などの協力を経て、加害者と被害者のあいだで和解は成立しております。加害者家庭が被害者家庭に謝罪し、返金も行いました」
「“警察には言うな”とは発言していない」
非難が殺到している口止め疑惑の真相については……?
「そのようなことはありません。 “警察には言うな”という発言は一切しておりません。窃盗現場を撮影した生徒に対して“動画を消してほしい”とお願いしたことはございましたが、口止めをしようとの意図で発言したものではございませんでした」
学校側はこのような動画の危険性を考慮し、動画の削除を求めたそう。