都心部まで電車で数分の好立地にもかかわらず、自然豊かな公園も隣接している閑静な住宅街。そんなファミリー層に人気のエリアに立つマンションに、とある個性派俳優が引っ越してきたようだ。
「柄本時生さんが2022年の年末に越してきたんです。このマンションは築50年近くたちますが、堅牢な作りで、約80平方メートルの部屋が中古でも8000万円台はします。大昔に黒柳徹子さんも住んでいたヴィンテージマンションです」(近隣の住民)
柄本時生といえば、父が柄本明、兄は柄本佑の役者一家の出身。演劇の街で知られる世田谷区の下北沢で生まれ育っている。
「お父さんの明さんは長らく下北沢に自宅と自身が主宰する劇団のアトリエを構えていた縁もあって、息子たちも地域に溶け込んで飲食店や近隣住民と親密な関係を築いています。柄本家は“下北沢の顔”といっても過言ではありませんよ」(下北沢の住民)
慣れ親しんだ街から離れたという時生だが、最近の彼には人生の転機が訪れていた。
「2020年2月に12年来の友人だった女優の入来茉里に突然プロポーズして交際0日で結婚。ふたりで下北沢に住んでいましたが2022年6月に離婚が判明しました」(スポーツ紙記者)
結婚を解消したことで転居したかのようにも思えるが、時生の近況を知る友人が言うには、どうにも事情は異なるようだ。
「時生くんは入来さんと離婚した後も、一緒に住んでいた下北沢の部屋に住み続けていました。2人で暮らすために借りただけあって、1人で住むには持て余す広さでしたが“今は半導体不足で、引っ越しても給湯器とか調達できない”など理由をつけていました。たぶん単純に面倒くさかったんだと思いますよ」
義姉・安藤サクラから一喝されて
気ままにバツイチライフをズルズル送っていた時生だが、ある日、身内から“雷”が落ちたようだ。
「佑さんの奥さんで、時生くんの義理の姉にあたる安藤サクラさんが“離婚したのに、いつまで同じところに住んでいるの!”と一喝。こってり絞られた時生くんは、下北沢を離れることになったんです」(時生を知る友人)
新生活を歩み出した時生だが、まだまだ“甘え”が見え隠れしているようだ。
「縁もゆかりもない場所は不安だったようで、引っ越し先のマンションは佑さんと安藤サクラさんがかつて住んでいたのと同じエリア。そもそもの新居も下北沢まで電車で数分の距離ですから、今でも頻繁に地元に帰ってはなじみの店で飲み歩いていますよ」(同・時生を知る友人)
時生の引っ越しの件について、所属事務所に問い合わせたところ、
「プライベートな内容につきましては、こちらでは把握しておりません」
とのこと。
愛すべき人生のパートナーを失ってしまった時生だが、彼の下北沢愛はいつまでも不変のようだ。