書きたそうなそぶりを
女性好きかどうかの話のウラを取るのは難しいが、「サイン、しましょうか」と自ら店側に願い出ることもある“案外サイン魔”というネタはどうやら本当らしい。
都内の飲食店事情に詳しい関係者が証言する。
「去年でしたかね、もう結婚した後の出来事だと思いますよ。酔っ払う前は、自分はNHKのアナウンサーで芸能人でもないんで、サインはちょっと……、と遠慮されるんですって。ところがほどよく酔いが回ってくると、書きたそうなそぶりをする。あらためてお願いすると、躊躇することなくスラスラスラ、と。酔っ払っている感じをさせない、達筆のサインだったそうですよ」
NHKのアナウンサーが求めるままにサインをするのは、まったく悪いことではない。視聴者サービスの一環といえる。
とはいえ、タレント風のサイン、ハートマーク入りのサインはNHKのアナウンサーにふさわしいのか。ちょっとお茶目な青井アナの一面を知った。
〈取材・文/薮入うらら〉