《三宅の健ちゃんへ 次のステージを楽しみにしてるぜ! これからファンの皆様に素敵な時間をプレゼントして下さい! これ約束ね^_^ ところで剛! 昨日誕生日だったね おめでとう! トニセン》
2月21日に公式ツイッターを更新した坂本昌行、長野博、そして井ノ原快彦ら『20th Century』。5月2日をもってのジャニーズ事務所退所を発表した三宅健へエールを送りつつ、元メンバー・森田剛の誕生日も祝った。
イノッチら“トニセン”と、三宅に森田、岡田准一の『Coming Century(カミセン)』からなるジャニーズグループ『V6』。1995年にデビューすると『愛なんだ』や『WAになっておどろう』などの数々のヒット曲を輩出し、『学校へ行こう!』(TBS系)をはじめとするバラエティー番組でも活躍した6人。
そんな国民的人気を誇ったV6が解散したのが2021年11月1日。同時に巣立った森田を追うように今回、“剛健コンビ”の相方・三宅もジャニーズを去る道を選んだわけだ。退所発表を受けて、彼らの功績を讃える声がSNS上に溢れている。
《剛健。私の大好きなjr黄金期の始まり》
《『ジャニーズJr.』という存在を認識して、初めて好きになったのが剛健でした》
《なんだかやっぱり寂しいなぁ…。初のJr.単独コンサートをしてJr.といういちブランドを確立させて道を作ったのは剛健の2人だったもんね。》
そう、今でこそ当然のように公演されている、むしろデビュー組と同等の人気を誇るジャニーズJr.のコンサート。その礎を築いたのが森田と三宅による“剛健コンビ”だった。
Jr.黄金期を築いたのは剛健コンビ
「もう30年近く経ちますか。当時のアイドル誌で集計されていた『人気Jr.ランキング』で、毎回ワンツーを独占していたのが三宅と森田の剛健。Jr.の役割といえば先輩グループのバックダンサーでしたが、2人の人気ぶりにジャニー(喜多川)さんがコンサートを企画したと記憶しています」
ジャニーズ事情に詳しいベテラン芸能ライターが語る“コンサート”というのが、1995年に新高輪プリンスホテル『飛天の間』で公演されたジャニーズJr.による初の単独コンサート』。そのステージでセンターを務めたのが剛健コンビだった。
「他にはJr.だった滝沢秀明やKinki Kids、嵐メンバーらも出演。のちの『8時だJ』(テレビ朝日系、1998年)出演などで“ジャニーズJr.黄金期”と称されたメンバーを含む面々で、ジャニーさんを動かした剛健がいなければ、彼らの運命も変わっていたかもしれません」(前出・芸能ライター、以下同)