美術館めぐりをする本当の理由

 '16年から結婚までは、都内の『インターメディアテク』というミュージアムで勤務していたことも。世界最大級、かつ世界で最も有名な美術館として知られるMETに憧れを募らせるのも納得だ。

「METには世界トップクラスのキュレーターたちが集まり、眞子さんが彼らと肩を並べて働くのは、ハードルが高すぎるといわれてきました。現に、眞子さんが学芸員として働く姿は目撃されておらず、MET関係者に彼女の働きぶりを尋ねても、存在すら把握していないといった様子。眞子さんは、第一線で活躍できる実力が備わっていない現状に、モヤモヤしているに違いありません」(在米ジャーナリスト、以下同)

 眞子さんがひとりでMoMAを訪れたのは、キュレーターとしての知見を積むためだったのかもしれない。

「弁護士として本格始動した圭さんは、パートナー弁護士の下で昼夜問わず働くことになり、激務が予想されます。夫婦で過ごす時間は減り、眞子さんは孤独な状況に陥ってしまうかもしれません。法務助手時代のようにプライベートを満喫できる暮らしとは一転し、日々の寂しさはピークになるでしょう」

1870年に創設されたMET(メトロポリタン美術館)は、世界三大美術館として知られている
1870年に創設されたMET(メトロポリタン美術館)は、世界三大美術館として知られている
【写真】小室圭さん、アメリカで眞子さんではない金髪美女と密着!

 かといって、不安を打ち明けられる家族や、気晴らしに一緒に出かけられる友人が近くにいるわけではない。昨年12月、眞子さんがひとりでニューヨーク日系人会の年次晩さん会を訪れたと報じられた。実際のところは参加しておらず、誤報だったというが、

「日系人会には“生活をサポートするな”と批判が殺到。元皇族であるがゆえに、現地のコミュニティーにもなじむことすら許されないのだと痛感したはずです。“籠の中の鳥”状態の眞子さんが、“私もバリバリ働けば、寂しさを紛らわすことができるかも”と考えるのは自然なこと。目下、美術館巡りに勤しんでいるのは、思うようにいかない生活と訣別し、圭さんとの共働き生活を目指しているからだと思います」

 自由に羽ばたける日を信じ、眞子さんの挑戦は続く。


池内ひろ美 夫婦・家族問題コンサルタント。『家族メンター協会』や一般社団法人『ガールパワー』で代表理事を務める