「えっ!? 寝とるやないか!! いつ撮られたんだろう(笑)」
特別な日に撮ったカレンダー
できあがったカレンダー『Sexy Zone OFFICIAL CALENDAR 2023.4ー2024.3』をめくる手を止め、ベッドに横たわる自分の写真を見た瞬間に元気よくツッコんでくれたSexy Zoneの松島聡。
「これ、寝ているシチュエーションじゃなくて、本当に寝てますね(笑)」
カレンダーの撮影がグループのデビュー日(11月16日)と重なる偶然が。特別な日にメンバー同士でどんな話をしたのか聞くと、
「Sexy Zoneとして11年活動を続けてこられたことは僕たちの強みで、これからはエンジンフル回転で勢いに乗っていけたらいいよねって話をしました。新型コロナウイルスの感染が拡大してエンタメが元気をなくしていた時期もあったけれど、僕ら若手で盛り上げていきたいねとか。まじめな話をいろいろとしたんですけど、ちょっとうろ覚えです」
照れ笑いを浮かべる。カレンダーの撮影もしたデビュー日から1か月後は、初ドームツアーの東京ドーム公演初日。公演にむけ打ち合わせやリハーサル、それぞれ個人の仕事と、あわただしい日々を送っていたメンバーたち。そのころには、マリウス葉が昨年末でグループを卒業(同時に芸能界も引退)することも決まっていた。
「怒濤(どとう)の時期でしたね。マリ(マリウス)をどういう形で送り出そうかとか、そんな話もしていました。まだ、そのころは5人で共作した楽曲『timeless (タイムレス)』(ファンクラブ限定で配信された東京ドームでの5人のライブ映像で流れた曲)を作るってことも決まっていなくて。
今回のカレンダーでは、素の僕らを切り取っていただいているんですが、多忙な日々の息抜きみたいな感覚もありました。カレンダーの撮影が終わってから本格的に忙しくなっていったので」
一生、忘れられない特別な感覚
11年かけてたどり着いた夢のステージ。毎年、年末にカウントダウンコンサートで東京ドームの舞台に立っているが、まったくの別物だったと語る。
「自分たちがメインのライブだと、ぜんぜん違うように感じました。ファンのみなさんから伝わってくる熱気というか波動が。あの感覚は一生忘れることができないと思います。それと、5人で東京ドームのステージに立っている感覚が確かにありました」