演出・プロデュースが『プライド』と同じの縁
'22年には『週刊新潮』の取材に対し、
《役者さんやスタッフなどとも連絡を取り合っていますから、芸能界との関係が完全に切れたわけではないですよ》
と答えていた坂口。木村とは、'04年1月期の『プライド』(フジテレビ系)以来、19年ぶりの共演だ。
「『教場』で演出・プロデュースを務める中江功氏は、『プライド』でも演出を担当していたんです。今回の復帰には、そういった縁も関係しているのかもしれません」(テレビ誌ライター)
3月上旬、本誌は神奈川県内で行われていたロケ現場をキャッチ!
「坂口さんの姿が見えたので、本当に驚きました。木村さんは、白髪にメガネをかけたスーツ姿で、坂口さんは黒いシャツに濃いグレーのスーツを着た、ワイルドな格好をしていましたよ。木村さんと2人だけのシーンだったのですが、厳戒態勢なのかスタッフが40人くらいいて、ピリピリした様子でした」(目撃した女性、以下同)
しかし、当の本人は木村との久しぶりの共演を楽しんでいたようで……。
「2人で談笑する姿も見受けられました。坂口さんは、活動休止していたとは思えないほどリラックスしている雰囲気で、木村さんは、本番中以外はずっとにこやかな様子。坂口さんに対しては“鬼教官”ではなかったみたいです(笑)」(同・目撃した女性)
夕方の明るい時間に始まった撮影だったが、リハーサルが終わるころにはすっかり陽が落ちていたという。
「撮影していたのは、黒い車に乗った木村さんが、白いワゴン車に乗っている坂口さんに何かを手渡すシーンでした。リハーサルに1時間以上はかけていたので、さすがに坂口さんのブランクを考慮したのかもしれませんね」
リハーサルに時間を費やしたのは、完成した作品ではブランクを感じさせないための、俳優としての“プライド”なのかも!