「なぎちゃんの話題性のために付き合ったようなもんだよねぇ」
「この男性と離婚したときは、そのあまりの早さから大きな話題になり、複数の媒体が取材に乗り出した。ある週刊誌メディアは元夫のバーを訪れて、昼間のランチタイムで店頭に立つ彼の母親にも話を聞いていました。そのときに印象的だったのは、記者に“なぎちゃんは芸能人だし、こっちは一般人。なぎちゃんの話題性のために付き合ったようなもんだよねぇ”と語っていたことです。どんな事情があったか詳しくは明かしていませんが、話題性のために、というのはなかなかのパワーワードでした。母親が“離婚してよかった”といった語り口だったのも奇妙でしたね」(週刊誌記者)
確かに遠野のブログは収益化されており、記事が読まれると広告が表示されるようになっているが……。そもそも彼女が“結婚に向かない”ことは、本人も認めるところだったという。一緒に仕事をしたことのある雑誌編集者が語る。
「有名タレントとの対談で自分の“気の多さ”を例にあげて『どう考えても浮気しますよ』と答えていました。1度目の結婚もお相手が籍を入れたいと強く推すから受けただけだそうで、遠野さんは『嫌だ、嫌だ!』と泣いたといいます。だから式も挙げなかった。理由は『だって絶対に別れるから』。結婚直後から遊びに行けない苛立ちを彼にぶつけていたんだそうです。そのときから他の男性との約束を取りつけていたそうで、離婚届を出した翌日には他の男性と遊んでいたと聞きます」
3度の結婚に3度の離婚。短期間の間になぜこのようなことが繰り返されるのか。
「6歳で子役デビュー。連続テレビ小説『すずらん』でヒロインを務める朝ドラ女優だった遠野さんですが、テレビで“7股交際”といった恋愛事情をオープンにするようになってから、男性と出会う機会が普段生活で知り合う一般人か、紹介に絞られるようになったといいます。理由は芸能人からは警戒されるようになったから。
世代の近い一般男性からすれば、やはり遠野さんは有名人。そんな彼女が近い距離感で親しげに接してくれるとなれば、その魅力の虜になるのも頷(うなず)ける。飲みに出かけた先などで、すぐに他の男性とも親しくなる、そんな様子をみた男性が“自分だけのものになってほしい”と結婚を急ぐのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)
2013年に出版した自著『一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ』で遠野は男性関係や母親から壮絶な虐待を受けていたこと、育児放棄があったことなどを著している。そのせいで摂食障害を抱えたとも。
そんな遠野の母も3度の結婚経験があった。遠野は自らが出産することに対して引け目を感じていると『週刊新潮』のインタビューで明かしていた。
《母のDNAが怖いのです。子どもを持ったときに、私も母のようになってしまうのではないかと……》(2013年5月2・9日号)
「彼女は2度目の結婚のときに初めて“子どもが欲しいと本気で思った”と周囲に明かしていました。だからこそ、短すぎる結婚生活に驚いた」(前出・雑誌編集者)
現在も遠野は摂食障害との戦いを日々、ブログに綴っている。同じような悩みを抱える読者たちの救いになりたい、そんな思いで今日も記事は更新されて──。