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ー 「運営が厳しいのかな…」嘆く声
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ー 取引価格に応じて景品の限度額が定められる

《今年もこの季節が来たか》

 SNSでささやかれているのは、卒業式や入学式……ではなく、2月1日から4月30日までの約3か月間にわたって開催されている、山崎製パンのキャンペーン『春のパンまつり』だ。

松たか子さんがイメージキャラクターを務めている『パンまつり』は、今年で43回目を数えます。山崎製パンの一部の商品についているシールを一定の点数分集めて応募すれば、もれなく全員に白いお皿がもらえるというキャンペーンです。毎春の楽しみにしている人も多く、この季節になると、スーパーやコンビニではパンの売り上げが上がるといいます」(グルメライター)

「運営が厳しいのかな…」嘆く声

 いまや春の風物詩ともいえる一大イベントになっているが、ここ数年でとある“異変”が起きているという。

「年々、お皿の引き換えに必要な点数が上がっているんです……。たとえば'20年であれば25点分集めればよかったところを、‘21年と'22年は28点。今年に至っては30点も必要になっています。たった5点と思うかもしれませんが、パン1つにつき0・5点しかもらえない商品もあるので、選ぶパンによっては、単純に'20年より10個も多くパンを買う必要があるんです」(『パンまつり』ファンの主婦)

『パンまつり』は専用の台紙にシールを貼り付け、応募するシステム
『パンまつり』は専用の台紙にシールを貼り付け、応募するシステム

 また、SNSでは、

《最近はもらえるお皿が小さくなってるけど、運営が厳しいのかな……》

 と嘆く声もある。

 点数が年々上がっているのは、やはり昨今の物価の上昇に伴うものなのか。山崎製パンに問い合わせてみると、こんな事情を教えてくれた。

点数が変動している理由は、白いお皿の価格の違いなんです。今年のお皿は、昨年と比べてサイズが大きくなっています。また、為替相場の影響や原材料費、輸送費などの高騰により、価格が高くなっています

 ほかにも、法律の関係もあるそうだ。